- 手軽にキャンプを楽しみたい
- 秩父エリアで電車+αで行けるキャンプ場を探している
- 子どもの遊び場もあると嬉しい
車はないけどキャンプには行きたい、電車キャンプ歴5年のNむらです。
今回は埼玉県秩父市にある「秩父定峰清流キャンプ場」について、ブログでご紹介します。
キャンプ場とその周辺環境を電車キャンパー目線で調べ倒しました。家族で川遊びとキャンプを楽しんできた様子をレポートします!
常設テントの利用でも15,000円程度なので、なかなかの高コスパですね。
項目 | 電車キャンパー的な評価 |
---|---|
アクセス | (良い) |
設備充実度/清潔さ | (良い) |
アクティビティ | (良い) |
サポート/レンタル品 | (最高) |
コストパフォーマンス | (最高) |
- 秩父定峰清流キャンプ場なら家族でのんびりアウトドアを楽しめる
- 電車+タクシーでの行き方、キャンプ場での過ごし方/料金などの体験レポート
*この記事は2023年5月に、秩父定峰清流キャンプ場にて実際に家族キャンプした際のレポートとなります。
秩父定峰清流キャンプ場には、「IRODORI」というグランピング施設もあります。グランピングに興味がある方はこちらもチェック↓
秩父定峰清流キャンプ場とは
秩父定峰清流キャンプ場は、埼玉県秩父市にある林間キャンプ場です。
比較的小規模なキャンプ場内は、緑に囲まれ小川が流れているので、ゆったりと自然を楽しむことができます。
また、ゴールデンウィーク後くらいからは川でマスのつかみ取りができたり、時期に合わせて子どもも楽しめるイベントを開催しています。
川を眺めながら静かな環境でテント泊ができるのがいいですね!
秩父定峰清流キャンプ場に向いている人、向いていない人は以下の通りです。
基本情報
キャンプ場名称 | 秩父定峰清流キャンプ場 |
住所 | 埼玉県秩父市定峰345 |
キャンプ場タイプ | 林間キャンプ場 |
宿泊タイプ | テント(常設サイト、オートサイト、フリーサイト) グランピングドーム |
チェックイン | 12:00~18:00 |
チェックアウト | ~10:00 |
お風呂 | コインシャワー(3分200円) |
売店 | あり(薪・炭、食材、ソフトドリンク・アルコールなど) |
場内案内図
我が家は林間サイトの2番に宿泊しました。
キャンプ場の中央に位置しており、受付や小川・シャワー/トイレも近いので、個人的にはベストな位置取りだと思います。
林間サイト(2~9)はテント付近にいながら、子ども達が川で遊ぶ様子を見れるのもいい感じです!
電車でのアクセス方法
最寄り駅 | 大野原駅(秩父鉄道) |
キャンプ場への行き方 | タクシーで約8分 |
秩父定峰清流キャンプ場の最寄り駅は大野原駅です。
駅前は住宅街のため、タクシーは事前の配車依頼が必要です。
近くのお買い物スポット
キャンプ場から一番近いスーパーは「フーコット秩父店」で、大野原駅から徒歩10分程度です。
スーパーで買い物をした後、タクシーでキャンプ場に向かうのがベストです。
こちらではフーコット(スーパー)・ダイソー(100均)・マツモトキヨシ(薬局)がそろっているので、一通りの買い物を済ますことができます。
フーコットは業務用スーパーのようで、全体的に安くて良い商品が購入できます。
タクシーの運転手さんも「フーコットは安くていいよ~」って言っていました。
一点だけ残念だったのが、お酒類が常温保存だったことです。
氷を一緒に買ってクーラーボックスで冷やす、キャンプ場で買うかの2択となります。
今回は利便性と時間の柔軟性を考慮して大野原→タクシーを選択しましたが、定峰行きのバス経路もあります。
(1)秩父駅→スーパーヤオコー→バスで15分+徒歩1分
「上野町バス停」から土日12時20分発、終点定峰バス停下車(徒歩1分)
(2)西武秩父駅→バスで30分+徒歩1分
「西武秩父バス停」から土日12時10分発、終点定峰バス停下車(徒歩1分)
写真で見る秩父定峰清流キャンプ場
管理棟
管理棟はシンプルながらも、休憩スペースなどもあっていい感じです。
受付の方も非常に親切で、施設利用やイベント等の説明を丁寧にしてくれました。
ソフトドリンクやアルコールなども販売しています。
ちなみに奥にある薪は、通常と特価品(かご入り)があり、Nむら家は違いはよくわからずも特価品を狙って購入しました。
宿泊場所
今回は常設テントサイトに宿泊しました。
常設とはいえ、当日キャンプ場が所有しているテントを張ってもらうスタイルのようです。
テント設営に慣れていない方も安心ですし、何より楽です!!
家族4人には十分なサイズのツールームテントで、寝袋4つと極厚のエアマットレスが1つありました。
エアマットレスは家族内で奪い合いの予感です。
お隣さんの分もスタッフが手際良く設営していました。
林間サイトということでテントの周りは木々に囲まれて、自然を感じることができます。
シャワー
シャワールームは全3室、しっかりと掃除が行き届いており、とてもきれいでした。
シャンプーやボディソープは備え付けがあります。
トイレ
トイレは受付前とフリーサイト前の2か所があります。
ともに林間サイトから徒歩1分程度ですが、フリーサイト前の方がキレイでおすすめです。
Bar・売店
築170年の蔵を改装したバー「ともし火」がキャンプ場内にあります。
隣の売店では、鹿の角ハンガー(ランタンを吊るす用)やシャボン玉等の子どものおもちゃなども取り扱っていました。
日帰りBBQ/川遊び/キッズスペース
日帰りBBQスペース、キッズスペース(遊具・プール)などもあります。
5月のオンシーズンということもあり、日帰りバーベキューエリアはかなり賑わっていました。
場内には小川が流れていて、こちらで水遊びやマスのつかみ取りなどができます。
子ども達はテントと小川を何度も行ったり来たりしていました。
グランピング施設[IRODORI]
秩父定峰清流キャンプ場には、グランピング施設[IRODORI]も併設されています。
興味があったので、受付が空いている時間帯にグランピングドームの中を見たい旨を伝えたところ、
いいですよ~!ぜひ見ていってください。
と快諾いただけましたので、ご紹介します。(ありがとうございます!!)
グランピングドーム内は扉を開けてびっくり、とても豪華でおしゃれな空間が広がっていました。
ふかふかのベッド、おしゃれなライトやテーブル・イス、そしてカーテンを開いた時の景色が最高ですね!
まるでホテルのように、鏡やハンガーラック、読書テーブルまで設置。
エアコンや冷蔵庫もあるので、一年中快適に過ごすことができます。
バーベキュースペース(屋根あり)、トイレ・シャワールーム(浴槽あり)もそれぞれ宿泊者専用で利用できます。
この設備は最高ですね。。いつか宿泊してみたい!
グランピングに興味がある方は「IRODORI」のWebサイトをご覧ください。
宿泊予約はこちらから
星空と清流の森グランピングIRODORI
*Nむらが宿泊したのはキャンプ場の方なので、この後は秩父定峰清流キャンプ場の紹介に戻ります。
秩父定峰清流キャンプ場の良いところ
Nむら家が感じた秩父定峰清流キャンプ場の良いところを紹介します。
家族×電車キャンパー視点となりますので、あらかじめご了承ください。
常設サイトでも品質・コスパが良い
今回我が家では常設サイトを利用しましたが、宿泊周りに必要な道具の大部分があらかじめ用意されています。
- ツールームテント(家族4人で広々利用できる)
- ランタン×2
- テーブル
- イス×4
- BBQ台・トング
- 焚き火台
テント内部はこんな感じです。
ツールームなので、寝室とリビング(というか物置)に分かれており、広々と寝ることができます。
- 寝袋×4
- 極厚エアマット×1
- 銀マット×4(薄めのよくあるキャンプ用のマット)
今回はランタンの追加分(3つ程度)と料理用のガスバーナー/調理用具一式を持参しました。
小物のみ持参する、我が家のスタイルと完全に合致してとてもいい感じでした。
この品質の設備+設営作業に対して、かかった利用料は14,600円ということで、非常にコスパが良いなと感じています。
【大人の利用料】1,500円×2名=3,000円
【小学生の利用料】800円×2名=1,600円
【常設テント利用料】10,000円
*キャンプの小物のみを持参して、常設テントやコテージ泊を楽しむスタイルが気になる方はこちらもご参考まで↓
【初心者向け】電車キャンプの持ち物リスト|グランピングやコテージ等シーンに合わせて解説
手軽に自然を満喫できる
秩父定峰清流キャンプ場では、木々が生い茂り小川が流れているので、手軽に自然を感じることができます。
さらに場内には電灯が少なく、夜は真っ暗になりますし、我が家が宿泊した日は他のキャンパーさんも少なく、とても静かでした。
都会で生活していると、なかなかこういう機会がないですよね。。
都心から約2時間、手軽に自然を感じるには最高の環境ですね!
焚き火を見ながら、おいしい料理やお酒をいただきながら、ゆっくり家族で会話するなど、素敵な時間を過ごすことができます。
マスのつかみ取りなどのイベントあり
秩父定峰清流キャンプ場を流れる小川では、マスのつかみ取りができます。
キャンプ場の受付で依頼すれば、運営スタッフの方が一緒に小川まで来て、マスを放流してくれます。
子ども2人で2匹のニジマスを追いかけます。
小川の水深が浅く、ブロックで仕切られているので、つかみ取りの難易度は低めです。(我が家も5分以内には捕まえていました。)
最初は魚も勢いよく泳いで逃げますが、段々と活力がなくなってきて、、簡単に捕まえられるようになります。
子どもあるあるですが、、10回以上捕まえては逃がしてを繰り返していました。
我が家は下の子が6歳ですが、もっと小さなお子さんでもくじけず捕まえられそうです。
捕まえた魚の鮮度を保つために、夕方にワタ抜きをした後に冷蔵庫で保管してもらっていたようです。(ありがとうございます!!)
なお、翌日のチェックアウト後にもマスのつかみ取りは可能で、その際には受付でガス着火式の七輪を貸してくれます。
2日目もマスのつかみ取りができて、子ども達も大喜びでした!
マスのつかみ取り、さいこー!
マスのつかみ取り、楽しいー!
イベントに参加すると、こんなに大きなタケノコを掘り、のこぎりでカットもします。その後メンマ作り教室として、メンマを作る体験ができるようです。
写真はキャンプ場に問い合わせて提供いただきました。すごく楽しそうなので、是非来年参加してみたいですね!
秩父定峰清流キャンプ場の気になるところ
続いて秩父定峰清流キャンプ場の気になるところも紹介します。
場内でできる遊びが限られる
秩父定峰清流キャンプ場は大きなキャンプ場ではないので、場内でできる遊びが限られます。
マスのつかみ取り
場内で探検(虫を捕まえる)、フリスビーで遊ぶなど
近隣(特に徒歩圏内)には特に遊び場などはないため、アクティブ派の方はキャンプ場に来る前・帰り道でどこかに寄るのをおすすめします。
ただ、キャンプ場で料理を手伝ってもらったり、探検や水遊びを子どもと一緒にしているだけでも十分楽しい時間となります。
派手さや写真映えはそこまでないかもですが、これこそがキャンプを楽しむということですね。
長瀞(ながとろ)あたりまで電車で行けばアクティビティがたくさんあるので、興味のある方はこちらを参照ください。
お手軽なコテージやバンガローなどがない
秩父定峰清流キャンプ場には、大きく分けて4種類の宿泊スタイルがあります。
- オートキャンプ(テント等持参)
- 常設テント
- グランピングドーム
- 古民家
一方で「テントがないけどキャンプがしたい」という我が家にとっては、実質常設テントとグランピングドームの2択となります。
気候の良い初夏や秋頃は常設テントが最高なのですが、夏や冬が近づくと安く快適に宿泊できるコテージやバンガロータイプがあるといいなと思ってしまいました。
家族4人でグランピングとなると出費の桁が変わってくるので、年に何度も行くことができないのが悲しいところです。
行きたいけど、、家族会議が必要ですね。
キャンプの宿泊スタイルについて詳しく知りたい方は、こちらを参照ください。
キャンプの宿泊スタイル|グランピング・コテージ・バンガロー・キャビンの特徴と違いを解説
我が家の過ごし方
最後に我が家の過ごし方を簡単にご紹介します。
初日:マスのつかみ取りとキャンプを満喫
今回のテーマはゆったりキャンプです。
通常のキャンプ道具をスーツケースに詰めて持っていきました!
今回持参したキャンプ道具
・クッカーセット(鍋、フライパン)
・コンパクトガスコンロ×2
・ランタン×3
・食器類(箸、皿、コップなど)
・調味料等
タイムスケジュール
11:00 | 大野原駅着、スーパーで食料品購入 |
12:00 | 秩父定峰清流キャンプ場到着 チェックイン |
13:00 | お昼ご飯+テント周辺でまったり |
14:00 | キャンプ場を探検、川遊び マスのつかみ取り |
16:30 | 夕食準備+夕食など |
20:00 | 受付前で花火 |
20:30 | 焚き火をしながらまったり会話 |
22:00 | 就寝 |
ハイライト
いつも通り電車でキャンプ場に向かいます。
秩父鉄道は熊谷で乗り換えした際にはホーム上が大混雑(おそらくSLなどのイベント有)でしたが、電車内は空いていてよかったです。
チェックイン後、吸い込まれるようにグランピングドームに行こうとする子ども達。
そっちじゃないよ!普通のテント泊だよ!!
こっちの豪華な方が良かったな~。
こっちのきれいな方がいいな~!
と言う子ども達をなだめつつ、常設テントに向かいます。
常設テントを予約済でしたが、手違いでまだ設営していなかったようで、スタッフの方が急ピッチでテントを設営してくれました。
テント設営をやらなくていいと心にゆとりができますし、子ども達とすぐに遊び始められるので最高ですね。
お昼ご飯はスーパーで買ったカップラーメンを食べます。
せっかくのキャンプなのですが、、普段食べないカップラーメンにテンションが上がる子ども達。
「キャンプだから頑張らなきゃ!」と張り切ると疲れるので、、昼飯を手抜きするキャンパーは結構います。
食事を終えると急に走り出す子ども達。自由ですね~。
キャンプ場に小川があるので、水遊びをし放題です。
水遊びを満喫した後は、マスのつかみ取りを開始。
最初は素早く泳ぎ回るニジマスに苦戦しますが、、
5分後にはこんな感じで余裕で捕まえています。
何度もキャッチ&リリースをして、30分以上遊んでいました。
終わった後、ニジマスは受付に持っていくとワタ抜きと串打ちをしてくれます。
小川に入るとびしゃびしゃになるので、お着替えは多めに持っていった方が良いです!
夕方になり、BBQを始めます。キャンプだと積極的に料理を手伝ってくれるのがいいですね。
捕まえたニジマスも炭焼きにしていただきます。これぞ食育という感じです。
食事後には花火をしてはしゃいだり、
焚き火を見ながらゆったり会話をして過ごしました。
2日目:マスのつかみ取りをして早めの帰宅
タイムスケジュール
06:00 | 起床 |
07:00 | 朝食準備+朝食 |
08:00 | 焚き火でゆったり |
08:30 | 片づけスタート |
09:55 | チェックアウト |
10:00 | マスのつかみ取り(2回目)+川遊び マスの炭焼きを食べる |
12:00 | 帰路へ |
ハイライト
早朝6時に起きて、一番乗りで遊具で遊びます。
朝食後は再度小川で水遊び。水鉄砲でかけ合って、またびしゃびしゃになります。
何度も濡れると服がなくなるので、昨日びしゃびしゃになった服を着てもらいました。
チェックアウト後、2日目もやっぱりマスのつかみ取りをやります。
今回はマスのワタ抜き・串打ちの様子もばっちり見させてもらいました。
ガス式の七輪を借りて、受付前のスペースで調理します。
チェックアウト後でも快く対応してもらえるのが、とても助かります。
自分達で捕まえた魚をおいしくいただき、今回のキャンプは無事終了です。
大野原駅にて30分程度の待ち時間がありましたが、ポテチを食べて元気を出し、電車に乗って帰宅しました。
まとめ:秩父定峰清流キャンプ場
秩父定峰清流キャンプ場は、家族でゆったり自然を楽しみたい方にはピッタリのキャンプ場です。
今回は5月に行きましたが、また別の季節に行ってタケノコ掘りや、他のイベントも体験してみたいです。
秩父定峰清流キャンプ場の評価
項目 | 電車キャンパー的な評価 |
---|---|
アクセス | (良い) |
設備充実度/清潔さ | (良い) |
アクティビティ | (良い) |
サポート/レンタル品 | (最高) |
コストパフォーマンス | (最高) |
以上、ご参考になれば幸いです。
また、キャンプに行った際はレポートします!