- 他のキャンパーと被らないキャンプ道具を探している
- アウトドアで使える手軽な調理器具がほしい
- オイルランタンを持っている
車もテントもないけどキャンプには行きたい、電車キャンパー歴5年のNむら です。
子どもと一緒にキャンプを楽しむためにも、なるべく軽量・コンパクトで使いやすいキャンプ道具を日々探していますが、なかなか難しいですよね。
どんなキャンプ道具があれば、より快適に過ごせるか
みたいなことをよく考えています。
子ども達の成長に伴い、最近はキャンプで食べる量と、食べながらおしゃべりする時間も増えてきたので、
- 食事中にテーブルの上で料理の保温もしたい!(特に寒い時期)
- できれば軽量・コンパクトでかっこいい商品がいい!
- ガスバーナーは持っているので機能かぶりはなしで!
とかいろいろ妄想してしまいます(笑)
そんな中、抜群のデザイン性と多機能性を持ち合わせた商品であるMULGOTO(マルゴト)に出会いましたので、キャンプで実際に使ったレビューを書いていきます。
持ち運べるキャンプ道具の数が限られていると、効率・機能性(および妻の意見)重視になりますが、
一人時間を優雅に過ごす相棒が欲しい
こんな要望も満たしてくれる、素敵な商品でした!
- MULGOTOはデザイン性の高い進化系多機能ランタンウォーマー
- アルコールストーブの魅力と注意点
- Outdoor Holicの魅力的な商品
Makuakeでは販売終了しましたが、同じくクラウドファンディングのmachi-yaで再販開始しました!
前回大人気で完売したので、売り切れる前にチェックしてね。
\machi-yaで11月末まで予約受付中/
*本記事はOutdoorHolic様より商品を提供いただき、Nむらが実際にキャンプ場で使用した感想を記載しています。
MULGOTO(マルゴト)とは
MULGOTO(マルゴト)は、デザイン性にこだわった多機能ランタンウォーマーのことです。
そもそもランタンウォーマーって何だっけ?
オイルランタン上部からの廃熱(放出される熱)を見捨てずに、サブの調理器具として有効活用するためのキャンプ道具です。
オイルランタンの上に乗せるだけで保温や簡単な調理ができるので、手持ちのガスバーナー1口を別の料理に使うことができます。
多機能というからには、いろんな使い方があるんだよね?
ランタンウォーマーを含めて大きく3種類の使い方があります。
順番に説明していきます。
オイルランタンの廃熱で保温する(ランタンウォーマー)
オイルランタンの廃熱温度は実は250~300℃もあり、一般的な家庭用ガスコンロに匹敵するほどの熱量です。
そんな熱量を利用しないのはもったいない!
という想いから、MULGOTOは生まれています。
様々なオイルランタンの形状に合わせるために、デザインの試行錯誤を約1年半ほど実施した自信作とのこと。
こちらのオイルランタンはmachi-yaでも実際に装着しているところが確認できます↓
DIETZ 78
CAPTAIN STAG
カメヤマキャンドル オイルランタン
すでにオイルランタンを持っている方はぜひチェックしてみてくださいね!
Nむらはオイルランタンを持っていないので、②のアルコールストーブと一緒に使う方法をメインに利用します。
アルコールストーブの風防+五徳替わり
2つ目はアルコールストーブの風防+五徳(ごとく)としての機能です。
アルコールストーブのパーツは3つのみ。(左からキャップ、火消し用のふた、本体。着火にはこの他に燃料とチャッカマンが必要です。)
手のひらサイズなので、ミニマムキャンパーに人気なのもわかります。
火消し用のふたをかぶせることで、簡単な火力の調整や消火ができます。
こんな感じでアルコールストーブをMULGOTOに入れると、風の影響を防ぐとともに、五徳として調理器具を乗せることもできます。
シングルバーナーの風防
3つ目はシングルバーナーの風防としての機能です。
利用方法は簡単、すっぽりとかぶせるだけで風を防いでくれます。
手持ちのヤエンストーブレギ(スノーピーク)で試してみると、
こんな感じでジャストフィットしてくれました。見た目もかっこいいですね。
以下の条件を満たせば、どんなストーブにも設置できるようです。
- 五徳が四つ脚であること
- 脚が90度であること
- 脚の直径が5mm以下であること
風には強くなるものの、、火からの距離が遠くなるので火力が落ちる点、安定性が下がる点は注意が必要そうです。
本体のセット内容と詳細サイズ
MULGOTO本体
セット内容 | 本体+プレート3枚 |
重さ | 約310g |
サイズ | 直径:88mm、高さ:69mm |
素材 | 鉄 |
MULGOTOは本体と3枚のプレートから構成されています。
このプレートを用途に沿って利用することで、1台3役を実現しています。
アルコールストーブセット
セット内容 | 本体+火消しふた+キャップ |
重さ | 約93g |
サイズ | 直径:73mm、高さ:40mm |
アルコールストーブセットは3つのパーツから構成されています。
見た目はよくあるアルコールストーブですが、ふたの部分にあるOutdoorHolicのロゴがかっこいいですし、他のキャンパーと被らなそうですね。
MULGOTOを風防として利用すると、さらにデザイン性が増します。
ふたも含めてMULGOTOに入るので、収納にも困りません。
燃料用スキットル
容量 | 6オンス=177.441ml |
重さ | 約84g |
サイズ | 横:90mm、高さ:110mm、奥行き:20mm |
こちらは燃料用スキットルです。黒の本体にロゴが映えますね。
*燃料用アルコールは別売りです。
MULGOTOの購入方法
MULGOTOはクラウドファンディングで有名なmachi-ya(campfire)にて予約が可能です。
クラウドファンディングは初めてなんだけど、大丈夫なのかな?
発送がやや遅いですが、通常の通販サイトと同じような感覚で購入が可能ですよ。量販店などに出回っていないので、他とかぶらないこだわりの逸品を持ちたい方には特におすすめです!
MULGOTOは以下の3パターンでの販売をしています。
- MULGOTO本体
- MULGOTO本体+アルコールストーブ
- MULGOTO本体+アルコールストーブ+燃料用スキットル
個人的には③の全セットがおすすめです!今なら20%オフの11,224円で購入可能です。
早割りの設定があるんだね!気になる方はすぐにチェックした方が良さそう。
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*以前はMakuakeにて販売されていましたが、大人気で終了しました。
MULGOTOの良いところ
入手して約1か月、眺めたりキャンプ場で使ってみてわかった「MULGOTOの良いところ」を紹介していきます。
計算された美しいデザインと機能性
MULGOTOの一番の特長は、多機能×デザイン性の高さを両立していることです。
美しくても単機能だと持ち運びが大変
MULGOTOならその見た目の良さから、キャンプ場で使用する際にテンションが上がります!
グルキャンで持っていけば、「何それ?かっこいい!」と言われる可能性大!
お披露目するのが楽しみになっちゃうね。
また、通常のランタンウォーマーだと、ランタンの上で保温することしかできませんが、MULGOTOならアルコールストーブやバーナーの風防としても利用できます。
荷物を減らしたいキャンパーにとっては非常に重宝する機能性ですね。
キャンプの楽しみが増える
今回を機にアルコールストーブを初めて使ったNむらでしたが、新しいキャンプ用品の魅力にテンションが上がりました。
炎を見る楽しみがある
キャンプは不便を楽しむ機会という考え方もある通り、机の上でゆっくり温まるお湯を見ながら、
こんなキャンプのすごし方もありかも
って思いました。
仕事の影響なのか、なにかと効率重視になり過ぎていたのかもですね。
炭は焚き火台に直接投入して最短で着火する
BBQ台の準備ができる前に、バーナー×フライパンで一品作ってしまう
何に生き急いでいるんだ?って感じですね(笑)
子ども達も成長していろいろと考えて行動できるようになってきたので、一緒に何ができるかを考えてみると楽しそうです。
- 花火をする際のキャンドルホルダーとして
- 蚊取り線香置き場として
- 焚き火がつらい夏場の焼きマシュマロ装置として
ランタンウォーマーとしての機能も使ってみたくなりました!
エコや防災への意識を高められる
エコを意識した商品
MULGOTOはもともと「ランタンの熱を利用して簡単&手軽にあったかキャンプ飯」というコンセプトをもとに開発されています。
本来利用されず、そのまま放出されるだけのランタンの「廃熱」。実は250~300℃もあるということで、、
これだけの熱量を利用しない手はない!
つまり、とってもエコな製品でもあるのです。
最近よく聞くSDGsを意識した商品開発ですね。
この中で、
ランタンの廃熱を利用するという点から、SDGsのNo12「作る責任・つかう責任」を特に意識した製品と言えそうです。
防災の備えにも
また、災害大国である日本では、地震・水害・台風・噴火などの様々な災害の可能性があります。
そんな中、ランタンとMULGOTOがあれば、灯りの確保+食材を温めたり、湯を沸かしたりすることができます。
キャンプ場ではエコに貢献、災害時には防災グッズとしても役立つのは二度おいしい感じですね。
MULGOTOの気になるところ
オイルランタンを持っていないのでやや偏った意見もありますが、MULGOTOの気になる点もお伝えしていきます。
本体がとても熱くなる
ランタンウォーマーや風防・五徳など、どのようなシーンで利用をしてもMULGOTO本体に火や高温の廃熱が直接当たります。
そのため、、
利用後は本体が非常に熱くなります!
当たり前ではありますが、取り扱い方の注意点を子どもにしっかり説明しておく必要があると感じました。
- 本体に触る際には必ず軍手を着用する
- 熱が冷めるまで待つ
など、あらかじめ対策を伝えてから一緒に利用するのが良さそうです。
もしくは、子ども達が近くにいないタイミングや、寝ている間の大人時間に利用するというのもありですね。
火力は今一歩、調整も難しい
これはMULGOTOというよりも初心者がアルコールストーブを使った感想になりますが、、
火力の調整も難しい
本体に残ったアルコールも使い切り必須(量の調整も最初は難しい)
という印象でした。
ガスバーナーとアルコールストーブの火力を比べてみると、どうしてもバーナーに軍配があがります。
計測機器を利用しての比較ができないので、直感的なイメージを伝えると、湯を沸かすまでの時間が2倍くらいかかるという印象でした。
また、アルコールバーナーは火力の調整がやや難しいです。専用のふたが少し空いた状態で↓
こんな感じでかぶせることで調整できましたが、ガスバーナーのように無段階に調整というのは難しいです。(ふたの部分がMULGOTOに引っかかります。)
また、本体に残ったアルコールはそのまま持ち帰ると液漏れしそうなので、燃料は使い切りがベストです。
何回か使っていけばどの程度の燃料が必要かがわかるようになりますが、最初は少し迷いますね。
これらのちょっとした不便さは、そこも含めてキャンプを楽しむと考えれば特に問題ないように感じます。
MULGOTOをキャンプ場で使ってみた
先日行ったキャンプでMULGOTOを使ってみたので、感想をお伝えします。
持ち運び
軽量・コンパクトな道具のため、電車キャンパーでも苦もなく持ち運び、利用ができました!
燃料用アルコールは専用スキットルに入れているとはいえ、万が一漏れたら嫌なのでジップロック的なもので封をしておきます。
スープや飲み物の温め
子ども達が寝静まった後、大人だけの時間を楽しみたくMULGOTOセットを展開します。
MULGOTOにアルコールストーブをセットした状態で、火をつけます。
火も数秒で安定し、準備完了です。
揺らめく炎を眺めるだけでもなんか癒されました。焚き火よりずっと手軽にできるのもポイント高いです。
ガスストーブだと味気ないしね~
シェラカップを置いてみましたが、ジャストサイズでした。
中身の麦茶は1~2分程度で湯気が出て適温になるので、火力も問題なしですね。
肌寒い時期には最高なリラックスタイムですね。お酒を飲む方はぜひ熱燗も試してみてください。
湯沸かし
翌朝は湯沸かしに挑戦してみました。
550ml程度の湯をクッカーに入れて火にかけてみましたが、、15分後も沸騰までは行ってくれませんでした。
初回からお湯の量が多すぎたのか。何か別の条件があるのか。。
その後、、、
パパ、トイレ~!!!
早くご飯作って遊びに行こうよ!!
といった感じでバタつき、朝食の準備のために切り上げました。。
念のため調べてみると、一般的には5分くらいで沸騰するようです↓
ガスバーナーに比べると火力が強くないので、お湯が沸くまでの時間がやや長くなります。とはいえ、400mlが4分弱~6分程度なので、周りの景色や雰囲気を楽しんでいる間に沸いてしまいます。
EVERNEW
気温や湿度、火からの距離などによっても変わってくるようです。
感想:ガチ料理には不向きだけど、大人時間を楽しめる
実際に使ってみた感想はこんな感じです↓
- 小型・軽量で持ち運びに便利
- ガスバーナーのサブとして保温目的などに使える
- 炎の揺らぎを楽しめて癒し効果もあり
- ガチの料理には不向き
- 慣れるまで時間がかかる
ということで、利用する人やシーンによってお勧めできるか否かが変わってきそうです。
こんな人にお勧め
ソロキャンパー・ミニマムキャンパー
デザイン性の高いキャンプ道具を探している人
ゆったりキャンプが好きな人(グループ)
家族でエコや防災意識を高めたい
こんな人にはお勧めできない
キャンプ道具は効率重視
子どもが何をやりだすかわからない・説明を聞いてくれない
小学生以上であれば概ね安心して利用できそうです。我が家もあと少しだと思うので、それまではこっそり大人時間を楽しみます(笑)
アウトドアブランド「Outdoor Holic」とは
MULGOTOを制作しているOutdoor Holic(アウトドアホリック)は日本発のアウトドアブランドです。
OutdoorHolicは人間も自然の一部と考え、地球環境に優しい暮らしと、便利で豊かな暮らしを両立させることを目標にしています。ネイティブアメリカンの様に自然とうまく共存していきたい。いつまでも美しい地球環境を守り続けたい。 そんな願いを込めて、私たちはSDGsを意識した商品開発のほか、自然環境保護にも積極的に取り組んでいます。
OutdoorHolic(Makuake)
キャンプをすると日常の便利さから少し切り離され、自然を感じられます。環境問題が表面化している今、自然との共存は重要なテーマですね。
今回紹介したMULGOTO以外にも、魅力的な商品を販売しているのでご紹介します。
オリガー(アウトドア用折り畳みハンガー)
キャンプ場での上着や洗濯物の管理って結構難しくないですか?
紐・ロープで張り巡らせると、写真映えしない
そんな悩みを解決してくれるのが、アウトドア用の折り畳みハンガーである、「オリガー」です。
キャンプ場でも写真映えするおしゃれなデザイン。
ネイティブアメリカンのロゴ、カラビナで引っ掛けるなど、アウトドア感満載です。
折りたたむことができるので、荷物の中でかさばらないのが最大の特長です。
実際にキャンプで使ってみましたが、景観を損なわないのが良いですね。
こちらはショッピングサイトから購入できます↓
DRYバッグ(防水バック)
こちらはOutdoorHolicのロゴがいい感じの防水バックです。
キャンプ場にマッチしたデザインなので、とても写真映えしますね。
ゴムボートなどに使われている防水性に優れた素材を利用しており、防水性はばっちりです。(サイズは扱いやすい15Lです。)
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まとめ
今回ご縁があってアルコールストーブを使ってみましたが、とても良い感じですね。
効率面ではガスストーブより劣るものの、テーブル上で揺らめく炎を楽しんだり・簡単な調理ができるというのは大きなメリットです。
また、MULGOTOは多機能ランタンウォーマーでもあるため、いろんな使い方を試せるのもキャンプの楽しみが増えて良いですね。
MULGOTOが気になる方、Outdoor Holic(アウトドアホリック)の製品や商品開発が気になる方は、是非machi-yaから詳細を確認してみてください。
\machi-yaで11月末まで予約受付中/
Outdoor Holicの新作はこちら↓
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