- 焚火台をキャンプ場でレンタルするか買うか迷っている
- どんな焚火台を買えばよいかわからない
キャンプの醍醐味と言えば焚火だけど、焚火台って毎回レンタルすると地味に高いよね。
毎回1,000円くらいするからね。家族で使えて軽量な焚火台があればいいんだけど、なかなか予算にあったものが見つからないよ。。
昨今のアウトドアブーム、キャンプブームにより焚火を楽しむ人が増えています。
- 火を囲んで会話を楽しむ
- 料理やマシュマロを楽しむ
- ぼーっと火を眺める
楽しみ方は人それぞれですが、私は全部好きです。
特別なムードを作り会話がはずむ
夜の闇の中パチパチとはぜる音や薪が燃える様子は、マシュマロをあぶって食べると、子ども達は大喜び
1人ぼーっと焚火を見ていると心が洗われ、日々の悩みがどうでもよくなる
家族が寝た後、焚火を楽しむためにキャンプに行っていると言っても過言ではないくらい、キャンプの醍醐味ですよね。
そんな焚火を楽しみたい方のために、本日は焚火台がテーマです。
「電車キャンプ歴5年」のNむらが、家族で電車キャンプするのにおすすめの焚火台をご紹介します。焚火台選定ポイントも説明するので、目的に合わせて是非ご検討ください。
- 焚火台はレンタル可能だが、購入した方がコスパが良い
- 焚火台選定のポイントはサイズ、着火性能、形状、値段など
- お勧めはロゴスのメッシュファイヤーピット+たき火台シート
今回お勧め焚火台と焚火シートはこちらです。
ROSY メッシュファイヤーピット(ロゴス)+焚火台シート
コスパに優れた家族向け軽量な焚火台(新・コンパクト収納タイプ)↓
そもそも焚火にはどんな道具が必要?
焚火をするにあたって必要な道具はおおむね以下の8点です。
- 焚火台
- 焚火シート(焚火台の形状により必要)
- 柄の長いライター/チャッカマン
- 火バサミ
- うちわ
- 軍手(耐火グローブ)
- 着火剤
- 薪
結構たくさんあるんだね。でも、うちわと軍手くらいならすぐに用意できそうだよ。
多くの道具はレンタルや購入可能
焚火に必要な道具は、ざっくりこんな感じで貸し出しや販売を行っているキャンプ場が多いです。(金額は目安です。)
- 焚火台(焚火シートが不要なタイプ):1000~1500円程度
- 火バサミ、うちわ:無料のことが多い
- 柄の長いライター/チャッカマン: 500円~
- 軍手(耐火グローブ):300円~
- 着火剤:300円~
- 薪 :500円~
我が家では薪は現地で購入、火ばさみはレンタル、それ以外は持参することで費用を抑えています。
ちなみに常設テントやグランピングを予約する場合、元から設置してある(費用内に含まれている)こともありますので、事前に確認しましょう。
目的によって焚火台に求められるスペックは異なる
焚火台って色々な形があるよね。あれって、何か性能に違いがあるの?
薪を燃えやすくしたり、利便性を向上するために各社様々な工夫をしています。組み合わせて焚火料理ができるものもありますよ。
円形なので薪を置いたときにスペースができて風通しがよくなり、薪が良く燃えます。料理もできる万能タイプですね。
焚火だけでなく、料理を楽しみたい方向けにテーブルやスタンドなどのオプションパーツも用意されています。雰囲気抜群ですね。
これはすごいね!ベテランキャンパーさん向けだね。
ただし、
家族キャンプかつ荷物をコンパクトにしたい電車キャンパーの場合は、焚火料理はややハードル高めです。
焚き火料理のメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 焚火を見ながら調理も楽しめる
- 凝った料理にも挑戦できる(ローストビーフ、アクアパッツァなど)
- 使用する道具が増える(ダッチオーブン、スキレットなど)
- 火の調整が難しく、目が離せない
- 料理の手間が増える
- 片付けが大変(焦げついた鍋とか。。)
- 道具が大型になりやすく、子どもが走り回ったら転倒の危険あり
確かに大変そうだね。ゆるーくキャンプをやるなら料理はBBQで十分かも。
憧れはあるので、子ども達が大きくなって余裕が出てきたらレンタルして挑戦してみたいとは思いますが、、今のところめんどくささには勝てそうにありません。
続いて、焚火台のサイズと特徴について紹介します。
多機能な通常サイズ版はキャンプ場で良く貸し出しているタイプです。ただ、電車キャンパーが持参するには大きすぎるという欠点があります。
やっぱり電車キャンプ的には軽量コンパクトなものが良さそうだね!
焚火台を選ぶポイント
それではここから、電車×家族キャンパーが焚火台を選ぶ時の重要ポイントをまとめていきます。
前提条件をおさらいしておきます。
焚火料理はしない
家族4人で焚火を楽しむことが主目的
軽量・コンパクト
キャンプには他にもたくさんの荷物があるので、軽量・コンパクトなものがベストです。
折りたたんで収納し、現地ではそれを広げることで大きさを確保できると尚良いです。
持参するバッグやスーツケースのサイズに注意して、収納サイズを検討しましょう。
なお、重量としては1kg以下に抑えたいところです。
電車キャンプでは「軽くて小さい」が正義です!
燃焼性能(燃えやすさ)
焚火台には様々な形状があるのは先述の通りですが、人気のある焚火台はいずれも空気が入りやすく燃焼をサポートしてくれます。
うちわを使って風を送り続けるのはかなり大変なので、燃焼性能が高いものを選びましょう。
薪の置きやすさ・見やすさ
焚火を楽しむためには、薪が置きやすさも重要になってきます。
キャンプ場で販売されている薪は概ね35~40cm程度なので、薪をそのまま設置できるサイズと形状である必要があります。
また、せっかくの焚火をやるのですから、炎の見やすさも重要だと考えます。
家族みんなが見やすい形状ということで、何かに囲われておらずオープンになっているものがおすすめです。
片付け・メンテナンスのしやすさ
忘れがちですが、終わった後の片付けやメンテナンスのしやすさも重要です。
焚火台に残った灰は灰捨て場に持って行くのですが、焚火台ごとではなく灰受けだけ持っていければ尚良いです。(そこまで大差はないですが。)
また、灰を捨てた後は洗うことになります。
- パーツが少なければ洗い物も少ない
- 長く綺麗に使うためには焚火後の焦げ付き部分を頑張って落とす必要がある
- 破損した場合はそのパーツだけ購入できると費用を抑えられる
といった事後処理やメンテナンス面についても考慮しましょう。
値段
値段は正直いつも悩むところではあります。
焚火台はレンタルでも1000~1500円くらいなので、キャンプの頻度にもよりますが、10,000円行かない程度に抑えたいところだと思います。
デザインが素敵な新商品はどんどん発売されていきますが、目的と予算のバランスを見て検討してみてください。
お勧めの焚火台
前置きが長くなりましたが、お勧めの焚火台をご紹介します。
*最近新作(コンパクト収納タイプ)も発売されたので旧タイプの後にご紹介します。
ROSY メッシュファイヤーピット(ロゴス)
我が家が熟考の末に購入したのが ROSY メッシュファイヤーピット(ロゴス)です。
期待する機能を満たした上でコストパフォーマンスが非常に高かったのが決め手となりました。
名称 | ROSY メッシュファイヤーピット |
総重量 | (約)700g |
使用サイズ | (約)43×43×25.5cm |
収納サイズ | (約)63×10×10cm |
主素材 | スチール、ステンレス、アルミニウム |
特徴 | ステンレスメッシュの交換可能 |
値段 | 3,000円程度 |
とてもシンプルな作りで、組み立ても簡単です。(30秒程度です。)
後述のピコグリルほどではありませんが、軽量・コンパクトなので電車キャンプでも運ぶのが苦になりません。
実際の使用イメージはこんな感じです。
安定した作りのため、キャンプ場に売っている薪(概ね40cm程度)を雑に沢山載せても全く問題なく、高火力を楽しめます。
子ども達も焚火が大好きなのでよく手伝ってくれるのですが、安心して見ていられます。
構造がシンプルだし、薪を沢山置きすぎても焚火台が倒れたりする心配はなさそうだね。
ROSY メッシュファイヤーピットのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 3,000円程度で入手できるお手頃価格
- パーツが少なく設置が簡単、炭の片付けや手入れも簡単
- オープンな作りのため大型の薪も乗せられ、焚火も見やすい
- 風通しも良いため薪がよく燃える
- 組み立て時にパーツががっちり固定されないため、使い方が正しいかやや不安になる(薪を置けば安定)
- 地面との距離が近いため、焚火台シート必須
- もう一か所折りたためてコンパクトになるとさらに良い
ROSY メッシュファイヤーピット(ロゴス)
コスパに優れた家族向け軽量・コンパクトな焚火台↓
ROSY メッシュファイヤーピット (コンパクト収納タイプ)
ロゴスから同焚き火台のコンパクト収納タイプが発売されました!もうちょっと小さくしてほしいという心の声が届いたのか、まさにという商品に生まれ変わりました。
早速購入してしまいました!片手で軽く持てるサイズ感です。
名称 | ROSY メッシュファイヤーピット (コンパクト収納タイプ) |
総重量 | (約)600g |
使用サイズ | (約)41.5×41.5×28.5cm |
収納サイズ | (約)直径9×高さ45cm |
主素材 | スチール、ステンレス、アルミニウム |
特徴 | ステンレスメッシュの交換可能 |
値段 | 5,000円程度 |
値段はやや上がっているものの、100g軽くなって収納時の高さが63→45cmと小さくなっています。
パーツが別れたので、組み立て手順は増えましたが小さい方が全然嬉しいです。
広げた際のサイズ感や使い勝手は前作とほぼ同様です。
早速キャンプでも使用しましたが、やはり小さく持ち運べるのは助かります。
使い勝手も変わらず、薪を良く燃やして素敵な焚き火時間を満喫できました。
旧作より約2000円程値段が高くなりますが、新作のコンパクト収納タイプをお勧めします!軽さ・小ささは正義です。
ROSY メッシュファイヤーピット (コンパクト収納タイプ)のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 5,000円程度で入手できる(他製品と比べればコスパ良好)
- 軽量・コンパクトで持ち運びに便利
- 炭の片付けや手入れも簡単
- オープンな作りのため大型の薪も乗せられ、焚火も見やすい
- 風通しも良いため薪がよく燃える
- 組み立て時にパーツががっちり固定されないため、使い方が正しいかやや不安になる(薪を置けば安定)
- 地面との距離が近いため、焚火台シート必須
- パーツが増えたことで、なくす心配がやや増えた
[New] ROSY メッシュファイヤーピット(コンパクト収納タイプ)
コスパと収納性に優れた家族向け軽量な焚火台↓
一緒に買いたい:たき火台シート(ロゴス)
先述の通り、ROSY メッシュファイヤーピットは焚火と地面との距離が近く、さらにメッシュなのでかなりの高熱が真下にも当てられます。
そのため、地面を守る焚火シートが必要になるのですが、同じくロゴスからちょうどいいサイズ感の焚火台シートが用意されています。
名称 | たき火台シート(ロゴス) |
総重量 | (約)270g |
サイズ | (約)80×60cm |
収納サイズ | (約)15×20×1.5cm |
主素材 | ファイバーグラス |
特徴 | 耐熱温度500℃の耐火シート |
値段 | 2,000円程度 |
たき火台シート(ロゴス)のメリット・デメリットは以下の通りです。
- ROSY メッシュファイヤーピットをすっぽりカバーできるちょうど良いサイズ感
- 機能十分で値段も安い
- これ1枚で絶対に安心というわけではない(他のシートも概ね同様)
- 他は・・・特になし
焚火台シート(ロゴス)
メッシュファイヤーピットと相性抜群、一緒に使って地面へのダメージを防ぐ↓
ピコグリル398(Picogrill 398)
軽量・コンパクトでおしゃれな焚火台、ピコグリルも人気です。
ピコグリルはサイズにいくつか種類があるのですが、その中でこちらはソロ~家族用になります。
名称 | ピコグリル398 |
総重量 | 442g |
収納サイズ | 33.5 x 23.5 x 1.3 cm |
主素材 | ステンレス鋼 |
特徴 | 専用のスピット(串)を装着することで調理も可能 |
値段 | 13,000~ 14,000円程度 |
A4サイズにフラットに収納できるため、電車キャンパーにはとても魅力的です。
厚さも1.3cmということで、荷物の中にもスペースを取りませんね。
付属のスピット(串)を利用すれば憧れの直火料理もできてしまいます。
4-5kg程度までの調理鍋に限ります。転倒が怖いので、家族キャンパーには「おまけ機能」くらいに考えた方が良いかもです。
ちなみにこちらのピコグリル、あまりに人気があるため、模倣品が大量発生しています。
Picogrillシリーズの商品は、Bruno Wanzenriedによって2011年に創作された応用美術の著作物であり、著作権法21条及び不正競争防止法第2条1項1号又は2により保護されております。模倣や複製は一切許可しておりませんので、類似品にご注意下さい。picogrill®は登録商標です。
WANDERLUST公式サイトより引用
遠目からはほぼわからないレベルで模倣している商品もあるので困りものですね。。
ただ、本家からの購入であれば、
プレートとスピットについては交換パーツも販売
というようにフォローもアフターサービスも充実しています。
ピコグリル398のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 軽量コンパクトで持ち運びに超便利
- デザインがかっこいい
- 薪が良く燃える(構造上空気の通り道がある)
- 調理もできる
- ステンレス製のため、使用後にガシガシ洗う必要がある
- やや値段が高い
値段の折り合いさえつけば、非常にお勧めの焚火台です。450g・A4サイズは電車キャンパー的にはかなり助かります!
ピコグリル398
超軽量・コンパクトで大人気の焚火台、予算が合えば一押し↓
まとめ
今回は焚火台について徹底解説していきました。
電車キャンプをするにあたっては荷物を増やさないことが鉄則ではありますが、我が家は毎回必ず焚火をするため、必要最低限でコスパの高いものを購入しました。
焚火料理の憧れは完全には捨てていませんが、しばらくは焚火台とBBQ台(こちらはレンタル)を分けて利用して、自分達ならではの家族キャンプを楽しもうと思います。
- 焚火台はレンタルよりも購入した方がコスパが良い
- 焚火台を選ぶポイントは、軽量・コンパクト、燃焼性能、薪の置きやすさと見やすさ、片付けのしやすさ、値段など多岐にわたる
- 焚火はキャンプの醍醐味なので目的と予算に合った性能から選ぶと良い
- お勧めはロゴスのメッシュファイヤーピット+たき火台シート
以上、キャンプ準備の検討に1つでも参考になれば幸いです。
[New] ROSY メッシュファイヤーピット(コンパクト収納タイプ)+焚火台シート
コスパと収納性に優れた家族向け軽量・コンパクトな焚火台↓
ピコグリル398
超軽量・コンパクトで大人気の焚火台、予算が合えば一押し↓