- グランピング・コテージ・キャビン宿泊の持ち物リストが欲しい
- キャンプ初心者のため、何を持っていけばよいかわからない
- 今後キャンプを始めたいけど、まずは何から購入すればよいかわからない
*この記事では家族で電車キャンプをするにあたって、必要なキャンプ道具たちをすべてご紹介します。
キャンプに行く時って何を持っていけばいいのかな?荷物が多くなるのは嫌だけど、キャンプ場で困りたくはないし。。
キャンプ場や宿泊スタイルによって、設備やレンタル品が違うからいつも迷っちゃうよね。。
キャンプの準備というと「荷物も多いし、とにかく大変!」というイメージがあるかもしれません。
でも、実際には
キャンプ場で別途レンタルができる
そもそも使う機会がないものを持参している
という感じで、宿泊スタイルによっては結構荷物を減らせます。
また、手順を追って必要な荷物を準備すれば、迷うことも忘れることも激減します。
今回はグランピング・コテージ・常設テントを利用するなど、ガチ勢以外がキャンプに行くシーンを想定して、荷物の準備を解説していきます。
電車キャンプ歴5年のNむらが、家族キャンプで必要な持ち物を解説します。記事の後半では我が家で普段利用している持ち物リストも紹介します!
持ち物リストは自由にカスタマイズ可能だよ!
キャンプ持ち物の準備の3Step↓
- グランピング・コテージ・キャビン・テント宿泊に必要な持ち物
- キャンプ初心者がまず最初に用意したいもの
- レンタルすれば、電車でも家族キャンプの荷物は減らせる
まずは宿泊スタイルを確認しよう
キャンプと一口に言っても、宿泊スタイルは実に様々です。
- コテージ
- バンガロー
- ログキャビン
- 常設テント(キャンプ場が設営してくれているプラン)
- テント(持参不可の場合はレンタル)
などがあり、それぞれキャンプの際に持参すべきものが異なってきます。
あれ、グランピングはないの?
グランピングはこれらの宿泊スタイルを豪華にした感じです。コテージの場合もあればテントの場合もあり、キャンプ場によって変わります。
参考)キャンプの宿泊スタイルを知りたい方向け
キャンプの宿泊スタイルは多様化|グランピング・コテージ・キャビン・テント等の特徴を解説
グランピングの場合はキャンプ場によって設備に差があるのでやや注意が必要です。
まずは自分が予約したキャンプ場の設備とプランなどを確認していきましょう!
より豪華なグランピングに興味がある方は↓
【電車・子連れ】千葉県のグランピング場15+1選|コテージや温泉付きがおすすめ
BUB RESORT千葉の魅力とは?子連れグランピングの最高峰を徹底調査!
BUBリゾート千葉・八ヶ岳の口コミを分析|高評価の理由を徹底解説
寝床・設備
ここでは大きく、屋内・屋外の二つに大きく分かれます。
例)コテージ、トレーラー、ログキャビン、バンガロー、パオなど
確認ポイント
エアコン、電源(コンセント)、寝具の有無
屋外専用スペースの照明、テーブル・イスの数
焚き火台/BBQ台等の有無、その他レンタル品の有無と値段
屋内の場合は、設備が充実していることが多いので、何が費用に含まれているかを確認しましょう。
例)レンタルテント、常設テントなど
確認ポイント
電源の有無(重要)
レンタル品の有無と値段
暖房器具の有無(冬季、電源ありの場合)
屋外、つまりテント泊の場合は最低限の設備のみなので、持参またはレンタルが必要なものは増えていきます。
屋内タイプなら概ね準備や片づけが楽になりますので、初心者にお勧めです。
食事の有無
キャンプ場やプランによっては、夕食・朝食付きのセットプランもあります。
この場合、食材や調理道具を持って行かなくて済むので、準備がとても楽ですし身軽にキャンプを楽しめます。
一方で、食事の手間をキャンプ場側にすべてお任せすることになるので、一気に料金が高くなります。
我が家は基本自炊することでコストを抑え、その分キャンプに行く回数を増やしています。
自分で作った料理はおいしいよ。
お手伝いの機会にもなるので、子どもが3歳以上なら家族みんなで作りましょう!
季節・アクティビティ
キャンプに行くと、外でのアクティビティがかなり増えます。
夏は川や海遊びのために水着や虫よけなどが必須になりますし、冬は寒いので防寒具なども必要になります。
キャンプと一緒に何をするか、どう過ごすかもざっくり決めておきましょう。
キャンプの持ち物
事前にたくさん確認すべきことがあるんだね。で、キャンプ場のプランと設備を確認したら、具体的に何を持っていけばよいのかな?
それではタイプ別に必要な持ち物を紹介していきますね。
今回紹介するパターンは以下の3つです。
グランピング×コテージタイプ(食事あり)の持ち物
宿泊や食事に必要なものはほぼ用意されているため、通常の旅行に近い感覚で問題ありません。
食材も概ねカットされていることも多く、BBQ台で焼くだけなのでとても楽です。
もちろん調理器具や食器なども用意されています。
昨今のグランピングブームにより、このタイプもかなり増えた感あります。
あると便利なものたち
グランピング×コテージの場合でも、持っていくと良いキャンプ道具はいくつかありますので、紹介します。
あると便利なもの
火付きの良い着火剤
お気に入りの小型ランタン(移動用)
あるとテンション上がるもの
マシュマロ棒
お気に入りのシェラカップ、コップなど
火付きの良い着火剤
グランピングでも焚き火やBBQ台での着火は、自分たちで行う必要があります。
慣れていないと着火に苦戦しますので、そんな時は道具に頼ってしまうのがベターです。
こちらの着火剤は水をかけても消えないほど安定した火を10分以上キープしてくれます。
通常の着火剤よりも断然楽なので、不安な場合はひっそりと持参しましょう。
参考)焚き火やBBQの火つけが不安な方へ
BBQや焚火の火起こし方法|キャンプ初心者に便利なチートアイテムも紹介
お気に入りの小型ランタン(移動用)
グランピングとはいえキャンプ場なので、夜になると辺りは真っ暗です。
外灯もありますが、移動時に手元・足元を照らすためには小型ランタンがあると便利です。
キャンプ場からランタンも貸し出すと書いてあったけど、それでも持って行った方がいいの?
屋外スペース及び室内の明かりが十分にあり、持ち運び用が2つ以上確保できるのであれば不要です。(同時にお風呂やトイレに行く時を考慮すると2つは欲しいところです。)
移動時に使うものであれば小型のもので十分です。我が家ではこれらを利用しています。
マシュマロ串(伸びるタイプ)
キャンプといえば焚き火、焚き火のおやつといえば焼きマシュマロです。
子ども達も好きなのでよくやるのですが、焚き火で炙るので串が短いと火傷が心配。。
そこで伸縮自在のマシュマロ串を購入してみましたが、とても良い感じでした。カラーがあると自分用がわかるし、写真映えするのでお勧めです。
お気に入りのシェラカップ、コップ
キャンプ用品で一番手軽に購入できて、キャンプやってるぞ感が出るのはシェラカップです。
これを持っているだけでもキャンプ感、アウトドアご飯している感じが出るので、是非お気に入りを見つけてみましょう。
また、コップについても適温で飲むには保温・保冷タイプのものがあると便利です。
せっかくなのでテンションが上がるようなお気に入りを探してみましょう。
グランピングの注意点
繰り返しになりますが、グランピングとはいえ、キャンプです。
宿泊エリアはきれいでおしゃれでも、場内を歩き回ったり、アスレチックなどの別のアクティビティをすることで、服は結構汚れます。
また、焚き火では火の粉が飛んでお気に入りの服が焦げてしまうことも。。
- 汚れても良い服を着る
- 動きやすく、汚れても良い靴を履く
という点は忘れないようにしましょう。
写真もたくさん撮りたいので悩みどころではありますが、我が家ではユニクロ等の高コスパ服を着回して、対策しています。
- 概ねキャンプ場が用意してくれる
- 火起こしに不安な場合は着火剤、移動用に小型ランタンなどがあると尚良し
- あくまでキャンプなので汚れても良い服装や靴で行くのが良い
ログキャビン・バンガロー(食事なし)の持ち物
ログキャビン・バンガロータイプも設備が充実しており、初心者や身軽さを求めるキャンパーには最適です。
屋根付き食事スペースがあることも多く、BBQや焚き火は周辺スペースで行えます。
室内はシンプルですが、電源や照明はもちろん、マットやエアコンがあることも多いです。
設備の整ったキャンプ場を選ぶのがお勧めです。
グランピング×コテージ泊のように、快適なキャンプができそうだね!
一方で、食事が含まれていないため、料理道具を持参することになり、一気に荷物は増えます。
服など通常の旅行に必要なもの以外に必要な持ち物をざっくり紹介します。(我が家のキャンプフルセットです。)
居住関連
まずは居住関連ですが、ここは主にキャンプ場の設備を利用するので、ランタンがあればOKです。
サブランタン:居住エリアを全体やテーブル付近を照らす
移動用:トイレなどの移動時に使う
テント泊だと、外を照らすメインランタンをもう1つ追加で用意しないといけないですが、ログキャビンやバンガローなら、内外に照明がついています。
サブ的な位置づけで、2つもあれば十分です。
キャンプ場側で用意してくれる(プランに含まれる)場合もあるので、確認しておきましょう。
料理関連
続いて料理関連ですが、ここは多めです。
- ガスバーナー×2、ガス缶
- クッカー(フライパン・鍋×2)
- 食材、調味料、油
- ナイフ、ハサミ、まな板
- チャッカマン、着火剤
- 箸、スプーン・フォーク
- 皿/シェラカップ、コップ
- アルミホイル
- 洗剤、スポンジ
- クーラーボックス(ソフトケース)
- ウォータータンク(コンパクトなもの)
かなり多くの道具が必要だね。。初心者はどうすればいいかな。
すべての道具を最初から揃える必要はなく、キャンプ場でのレンタルを活用すれば問題ありません。
レンタル費用と購入費用のバランスを見て徐々に揃えましょう。小物類は100均で十分だったりします。
ガスバーナーやクッカーなどは自分用を持つとキャンプテンションが上がるのでお勧めです。
自分たちに合った商品をじっくり選びましょう。
また、調味料は最初はBBQソースと塩・こしょうで全く問題ないですが、だんだんと飽きてくるかと思います。
その際はこちらの記事も参考にしてみてください。
その他
料理以外にかさばるものとしては、まずは焚き火台があげられます。
- 焚き火台
- 焚き火台シート(地面へのダメージを防ぐ)
- うちわ
我が家はコンパクトタイプを利用していますが、それでもまあまあ荷物スペースを圧迫します(笑)
レンタルできるキャンプ場も多いので、荷物の状況次第でレンタルしてしまうのもありです。
なお、焚き火台以外の大物として、BBQ台および火ばさみなどがありますが、電車キャンプだと持っていけないのでレンタルしましょう。
- キャンプ場側の設備を利用できるが、料理関連は持参が必要
- 最初からすべてをそろえなくてもOK
- 大物や持っていないものはレンタルを活用する
テント泊の持ち物(電車キャンプ×レンタル派の場合)
実は我が家ではテント泊の場合も、上記のコテージ用の荷物のフルセットと大きく変わりません。
本来テントや寝袋などキャンプでイメージするものはすべて持参する必要があります。
電車キャンプは持たないキャンプ
ということで、以下はレンタルか常設(キャンプ場側で設営済)のプランを申し込むことで持参不要となります。
- テント・タープ・寝袋など寝床用の道具一式
- テーブル・イスなど居住エリア用の道具一式
強いて言えば、ランタン等のライト類をありったけ持っていくくらいですね。
テント周辺はやっぱり暗いので。。自転車用のライトを外して持っていくこともあります(笑)
その他、以下については状況次第でレンタルを検討してみてください。
- ランタン(足りない場合)
- 持参時にかさばるもの(鍋・焚き火台/BBQ台など)
- ホットカーペットなどの暖房器具
確かに電車で行くとなると、持っていける量に限界があるよね。
レンタルやキャンプ場の設備を駆使して身軽キャンプを心がけるよ。
なお、電源がない場所でも快適に過ごしたいなら、キャンプの日程に合わせて利用できるポータブル電源のレンタルもおすすめです。
- テントや寝袋等、大物や持っていないものはレンタルを活用する
- レンタルを駆使すれば持参物はログキャビン等と大差はない
保存版:キャンプの持ち物リストを公開
うーん。キャンプスタイルに合わせて荷物が変わるのは分かったけど、すべてを網羅できるリストみたいのはないの??
では、我が家で利用している持ち物リストを紹介しますね。
キャンプの持ち物リスト
我が家ではGoogleスプレッドシートを利用してキャンプ関連の情報を管理しています。
PCやスマホなど、タイミングによって異なるデバイスを利用しますし、夫婦間での共有も簡単です。
あれ、更新ができないよ。よく見たら閲覧のみって書いてあるけど、どうやって使えばいいの?
こちらはオリジナルなので閲覧権限のみに設定をしています。以下を参考にまずはコピーをお願いします。
「ファイル>コピーを作成」をクリックすると、自分が所有者のシートが作成されます。
キャンプの持ち物リストの使い方
キャンプの持ち物リストの使い方は、ざっくり3ステップです。
- 持ち物の全体を確認して自分用にカスタマイズ
- キャンプ場の設備に応じてレンタルか持参かを判断
- 持ち物リストを使って準備をする
1:持ち物の全体を確認して自分用にカスタマイズ
Nむらがもっているキャンプ道具の商品名が書いてあるところなどは、ご自身の所有状況に応じて書き換えてください。
一度自分用のリストを作ってしまえば、使いまわしができるのでとても楽です。
2:キャンプ場の設備に応じてレンタルか持参かを判断
自分用のリストを作ったら、今回のキャンプに必要なものを選定し、レンタル・持参欄に「〇」などのマークを記載していきます。
3:持ち物リストを使って準備をする
詰め込んだものは状況欄(F列)に〇をつけていきます。
パッキングのタイミングを「夜、当日朝」と記載を分けておくと、食材やスマホのバッテリーなど前日までに用意できないものを忘れないで済みます。
是非こちらの持ち物リストを参考にしつつ、カスタマイズして使用してくださいね。
まとめ
今回はキャンプの持ち物リストを宿泊スタイル別に紹介しました。
食事のあるグランピングタイプだと旅行感覚で行けますが、キャンプならではの汚れ対策が必要なので、服や靴などの注意点があります。
食事のないログキャビンやバンガロー泊であれば、料理分の荷物は増えますが、家族分の荷物も含めて電車でも十分移動できる量に抑えることができます。
是非、ご自身の状況や趣向にあわせてキャンプを選び、荷物を忘れずにキャンプ場に向かってくださいね。
- 荷物準備の前に、キャンプ場のWebサイトを見て設備の確認をする
- キャンプスタイルに合わせて荷物を用意する
- レンタルを活用し、そもそも持っていく荷物を減らす
- キャンプの持ち物リストは一度作れば忘れ物が減らせて便利
なお、電車キャンプで荷物を持っていくためにはスーツケースが便利なので、気になる方はこちらを参考にしてください。
以上、参考になれば幸いです。