キャンプではBBQをすることが多いんだけど、焼き肉のたれ味や塩味もだんだん飽きてきたんだよね。
でも荷物は少なくしたいから、調味料をたくさん持っていくのはいやだよね。。
キャンプといえばBBQ、味付けはタレor塩のみという方も多いのではないでしょうか。
せっかくのキャンプなので、BBQもいつもよりおいしく味わいたいし、+1品でサラダやアヒージョも作りたかったりします。
さらに、寒い時期には鍋を食べたくなるので、唐辛子の辛味を入れて味の変化を楽しみつつ、体を温めたりもしたいところです。
でも、、、やっぱり荷物は減らしたいですよね(笑)
そんな時には、
かさばらない方法で持参する
のがベストな解決策となります。
今回は我が家なりに試行錯誤を重ねた結論をもとに、おすすめの調味料をご紹介します!
電車キャンプ歴5年のNむらが、キャンプに持っていくおすすめの調味料について解説していきます。食事を楽しめればキャンプ全体の楽しさは大幅アップですよ!ぜひお気に入りの調味料を見つけてみてくださいね。
今回特におすすめする調味料はこちらです。
万能調味料:ほりにし
岩塩(ピンクソルト)
キャンプで作る料理と調味料の種類
さっそくだけどキャンプにはどんな調味料をもっていけばいいのかな?
アウトドア用のミックススパイス+岩塩がベストというのが結論ではありますが、理由も含めてじっくり語っていきますね。
調味料考える前に、まずはキャンプでどんな料理を作りたいかを決めるのがやっぱり王道となります。
我が家的によくある食事のパターンはこんな感じでしょうか。
昼食(チェックイン時間による)
・ラーメン
・チャーハン(冷凍)
・枝豆(冷凍)
夕食
・BBQ(各種肉類・海鮮)
・白湯鍋
・アヒージョ
・炊き込みごはん
・簡易サラダ(キャベツ/レタス、トマト、きゅうり)
などを適当に組み合わせ
朝食
・前日の残り
・炭焼きパン
これらに必要な調味料を家庭で探すとこんな感じです。
塩・こしょう・しょうゆ・七味唐辛子/ラー油・焼き肉のたれ・ドレッシング。
どれも調味料の定番ですね。
うーん。でもなんかキャンプ感がないし、荷物がたくさんになってしまうんだよね。
そうなんですよ。そして、自宅以外で使うとなると、やっかいな問題もありますので紹介します。
液体の食べこぼし・汚れ落ちにくい問題
しょうゆや焼き肉のタレは単体でしっかりした味付けを簡単にできますし、子どもたちも大好きです。
しかし、キャンプにおいては一つ重要な問題があります。
食事中の食べこぼし問題、そして汚れが落ちにくい問題です。
子どもたちが食べているときに容器を倒したり、液体が入った皿をひっくり返してしまったり。
普段はやらないようなことも、キャンプではよくあります。
ごめんごめん。風が吹いてひっくり返ったみたい。
ごめんごめん。暗くてよく見えなかったの。
服についたりした場合、自宅のようにすぐに万全な体制で洗ったりはできません。
さらにレアケースではありますが、移動中に荷物の中で液体をぶちまけてしまったらもう最悪。。
準備や後片付けを急いでいたりすると、うっかりミスで蓋をしっかり閉められていなかったということもありえます。
そのため、そもそも避けられるのであれば液体は持っていかないというのが、個人的にはベストな対応かなとも思います。
ちなみに、オリーブオイルと食器用洗剤だけは別途もっていく必要があるので、小さ目タイプを袋2重にして持っていきます。
アウトドア用ミックススパイスと塩が便利
では、自宅用調味料の粉末タイプだけを持っていけばよいかというと、塩・こしょう・七味唐辛子程度になってしまいます。。
そこで、キャンプ用に何か別のものを探すかとなってきますが、
とりあえず振りかけるとおいしくなるものが欲しい!
キャンプ感があるものがいい!
という要望もありますよね(笑)
そんな時にはどんな料理の基本にもなる「塩」と、アウトドア用のミックススパイス(アウトドアスパイス)が便利です。
ミックススパイスって何?
塩とかしょうゆをベースに複数の調味料をあらかじめ配合しているもので、振りかけるだけで料理がおいしくなるものです。いわゆる万能調味料ですね。
キャンプにおすすめの調味料
我が家ではキャンプで使う調味料は基本的には粉もののみとし、アウトドアスパイスと岩塩のみをもっていくようにしています。
それぞれ特徴がありますので、紹介します。
ほりにし(堀西)
アウトドアスパイスといえばこれ!というくらい、キャンパーに大人気のスパイスです。
名称 | アウトドアスパイス 「ほりにし」 |
原材料 | 食塩、ガーリック、黒コショウ、粉末醤油、赤唐辛子、レッドベルペパー、陳皮、コリアンダー、ミルポアパウダーなど、20種類以上のスパイスをブレンド |
内容量 | 100g |
特徴 | 肉、魚、野菜など、どんな食材にもマッチするオールマイティスパイス |
ほりにしの利用シーン
・BBQ(各種肉類)
・アヒージョ
・炭焼きパン(オリーブオイルにプラス)
・その他キャンプ飯には何にでも
初めてアウトドア用のスパイスを買うのであれば、一番におすすめしたいのがこちらの「ほりにし」です。
ガーリックやハーブの味がしっかりあり、アウトドアスパイスの名の通り「アウトドア感」を出してくれ、味もとても気に入っています。
一番合うのは肉類ではありますが、オリーブオイルとの相性も抜群なので、アヒージョやパン用にも是非使ってほしいスパイスです。
↓アウトドアスパイスの王道:ほりにし
ちなみに詰め替え用もあります。
キャンプ時だけでなく自宅でも頻繁に利用するので、お得な詰め替えようも買って常備しています(笑)
↓自宅でも使いたい方に:ほりにし詰め替え用
ほりにし辛口(堀西)
ほりにしの辛口バージョンです。
少量でも結構辛いので入れすぎ注意ではありますが、スープ類の味変に大活躍です。
名称 | アウトドアスパイス 「ほりにし辛口」 |
原材料 | 食塩、赤唐辛子、ガーリック、黒コショウ、陳皮、砂糖、ミルポワパウダー、粉末醤油、パプリカ、青唐辛子、ジンジャー、コリアンダー、バジル、山椒など23種類でブレンド |
内容量 | 100g |
特徴 | 定番「ほりにし」の旨味×こだわりの辛味スパイス |
ほりにし辛口の利用シーン
・鍋料理全般
・ラーメン
・その他汁ものに辛味を追加したい時
家族キャンプの場合、料理の味付けが子どもが食べられるものに限定されるので、辛口が恋しくなる時が多々あります。
特に冬のキャンプで食べる鍋などは、本当はピリ辛のキムチ鍋とか担々鍋を食べたくなるのですが、子どもも食べられる白湯鍋などに固定されがちです。
このほりにし辛口を一振りすれば鍋にピリ辛要素が加わり、味変を楽しむことができるので大人も大満足です。
調味料はなるべく全員が利用できるものがいいのですが、これは大人専用として持っていると便利です。
↓定番「ほりにし」の旨味×こだわりの辛味スパイス
結構辛いので、かけすぎ注意です。辛さには強い方だと思っていましたが、一回やりすぎてむせました。
喜:よろこび(肉のふくしま)
こちらはほりにしのサブとして、第二のアウトドアスパイスを探していた時に見つけた、お肉屋さんのスパイスです。
名称 | 極上スパイス 喜(よろこび) |
原材料 | 粉末醤油、胡椒、鰹エキス、食塩、ガーリック、パプリカ、オニオン、レッドペッパー、唐辛子、オレガノ、他15種類ほどを荒挽きブレンド |
内容量 | 80g |
特徴 | 肉料理以外にもスープ、サラダ、チャーハン、パスタなど、いつもの料理をもっとおいしくできる万能スパイス |
喜(よろこび) の利用シーン
・BBQ(各種肉類)
・鍋料理、スープ
・チャーハン、ごはん
・サラダ
・その他キャンプ飯には何にでも
ほりにしよりはクセの少ないスパイスで、さらに汎用的に様々な料理に合わせることができます。
個人的には白米にかけてチャーハン風にしてみたり、きゅうりやトマトなどのサラダ類、鍋料理に少しアクセントを加える用途で使っています。
「ほりにし」もおいしい万能調味料ですが、すべての料理がほりにし味にならないようにサブ的な使い方をするのがおすすめです。
↓極上スパイス 喜(よろこび)
岩塩(ピンクソルト)
続いて最も汎用的な調味料、塩です。
塩だったらうちにもあるけど、何か特殊なやつなの?
岩塩は通常の塩よりミネラルの種類が豊富です。どうしても味付けが濃くなるBBQなどでも塩分摂取を少なく、さらに美味しくいただけるようです。(調べました)
岩塩(ピンクソルト)の利用シーン
・BBQ(各種肉類、海鮮)
・鍋料理、スープ
・サラダ、焼き芋
・その他料理全般
岩塩を削って食材にかけると、おいしくてもう元には戻れなくなりますよ。今年買った中で確実にベスト3のヒットです!
という感じで、妻がドはまりして、家でもキャンプでも何かと利用しています。
↓ヒマラヤ岩塩ロックソルト
袋タイプなので、ミルが別途必要になります。(携帯用はこちらを参照)
↓粗さ調節・分解洗浄できるスパイスミル
ちなみに「岩塩プレート」っていうのもあるね。アウトドア感あるけど、あれはどうなの?
当初我が家でも結構検討しましたが、家族利用では複数必要、洗って乾かすのも面倒、衛生面的にちょっと嫌だという見解で見送っています。
おまけ:塩こんぶ
調味料のイメージからは少し離れるかもですが、塩こんぶもおすすめです!
塩こんぶってごはん用のふりかけじゃないの??
我が家も子どもがふりかけとして使っていますが、これをサラダとかにかけるととてもおいしいんですよ。
塩こんぶについて公式の見解を調べてみると、こんな記載を見つけました。
味の決め手となるうま味、塩味、甘味を含んでいるため、塩こんぶを入れるだけで料理の味が決まります。まさに万能調味料です。もう色々な調味料を調合し、味をつくる必要はありません。塩こんぶの居場所はごはんの上だけではありません。
くらこんの通販より引用
塩こんぶの居場所はご飯の上だけではない!!これは、、名言ですね。
こんな感じで、サラダ(キャベツ/レタス、きゅうり)などにはばっちり合いますよ。
BBQの待ち時間などにサクッと作れるサラダとして、良い働きをしてくれています。
お近くのスーパーなどで見かけた際には是非お試しください。
キャンプでの調味料の持ち運び方
実際にキャンプ場に持っていく際は、こんな感じのボリューム感になります。
容器がやや大きいほりにしノーマル/辛口と岩塩を、よりコンパクトなケースに移し替えています。
家用のオリジナルサイズと比較するとこんな感じです。
ちょっとの差ではあるのですが、やはりキャンプでは小ささは正義です。
我が家で熟考した上で購入した、2種類の入れ物を紹介します。
スパイスポット(ダイソー)
見た目はややチープな感じがしますが、一個110円で購入できるコスパの良さは魅力です。
黒・白と2種類あるので、ほりにしの持ち運び用に愛用しています。
サイズ感は「3.9cm×9.3cm×3.9cm」、60mlまで入るのでキャンプ使用には十分です。
スライドすると2種類の穴の大きさを選べます。片手開閉ができるのもポイント。
近くにダイソーがないんだけど、他の百均でもあるかな?
ダイソー以外でもほとんどの百均で似たようなケースを購入可能ですよ。
ソルト&ペッパーミル(携帯用)
こちらは塩・胡椒用のミル付きコンパクトケースです。
ミルがついているとどうしてもサイズが大きくなってしまうのですが、こちらは「3x3x8.7cm」と抜群の小ささです。(容量は10ml)
ミルの部分が大きくややアンバランスな感じがしますが、このサイズ感のため、小さいながらもガリガリ削りやすいです。
分解するとこんな感じです。粗さ調節ができるセラミックの刃が、衛生面・耐久性においても満足できます。
10mlって結構小さいね。足りなくならないの?
アウトドアスパイスも使用するので我が家では全く問題ないですね。不安であれば別の小袋などに入れて、予備の岩塩を持参するのもありですね。
確かに!必要なのはミルの部分だしね。
↓ ミル付きコンパクトケース
まとめ:キャンプに持っていきたいおすすめ調味料
今回はキャンプに持っていきたいおすすめの調味料と持ち運び用のケースをご紹介しました。
キャンプにおすすめの調味料
アウトドアスパイス:ほりにし
アウトドアスパイス:ほりにし辛口
極上スパイス:喜(よろこび)
岩塩(ピンクソルト)
我が家はいったんこれらの調味料で落ち着いていますが、使用ペースも早いのでまた何か新しいものを試したらご紹介していきますね。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
・アウトドアスパイスは簡単でおいしく、キャンプの気分を上げてくれる
・ほりにし、ほりにし辛口、喜(よろこび)、岩塩がおすすめ
・携帯用のコンパクトなケースで持ち運びも楽になる
今回紹介した調味料+ケースはこちらです。
\最初に買いたい!万能調味料:ほりにし/
\汁物に辛味と味変を!ほりにし辛口/
\万能調味料に第二の選択肢!極上スパイス 喜(よろこび)/
\いつもの塩を極上に!岩塩・ピンクソルト/
\自宅でも使いたい人向け!スパイスミル/
\小ささは正義!超コンパクトなスパイスミル/