- キャンプに行きたいけど、良いキャンプ場が探せない
- キャンプ場を予約する際に、何に注意すれば良いかわからない
- 電車で行けるキャンプ場を探すと、いつも同じ場所になってしまう
家族でキャンプに行きたいんだけど、なかなか良いキャンプ場が見つからないんだよね。。
良さそうなキャンプ場を見つけても、車でしかいけなかったりして。。何かいい方法はないのかな。。
電車キャンパーならではの悩みですよね。。
「なっぷ」などの大手キャンプ検索サイトを見ても、「電車とバスでアクセス可能」というような絞り込み項目はないんですよね。
当たり前ですけど。。
我が家でもキャンプ場探しに結構苦労するのですが、GoogleやGoogleマップを使用することでかなり効率的に探せるようになってきました。
今回は電車で行けるキャンプ場を効率的に探し、実際に予約するまでの方法を解説します。
電車キャンプ歴5年のNむらが、キャンプ場の探し方についてお伝えします。自分に合ったキャンプ場を探せるようになると、またキャンプの楽しみが増えますよ!
- 電車でいけるキャンプ場の効率的な探し方(Googleマップ最高)
- キャンプ場選びのチェックポイント
- 予約のタイミングは3か月前と1,2週間前がお勧め
前提:電車キャンパーには検索力が求められる
多くのキャンパーさんは車で移動をするので、当日起きる多少の想定外は簡単に乗り越えられます。
- 忘れ物があった →買いにいけばいいや
- 行こうと思った場所が想像より遠かった →10分なら車で行けばすぐだ
- 店が閉まっていた →別の店行けばいいや
一手間かければ当日現地でなんとでもなるので、事前調査の重要性はそこまで高くはありません。
でも、電車キャンプの場合は、事前の入念な調査と計画が必須です。
- 忘れ物があった →諦める or キャンプ場で買えたらラッキー
- 行こうと思った場所が想像より遠かった →諦める or 気合で乗り切る
- 店が閉まっていた →絶望
なんだか早くも、くじけそうだよ。。
今回紹介する方法は簡単なので大丈夫です。手順通りやれば上記のようなケースはほぼ起こりません。
事前の調査と準備さえできれば、キャンプ当日は電車キャンプの方がずっと楽です。
参考記事)
【保存版】電車キャンプの持ち物リスト
電車キャンパー向け:キャンプ場の探し方3選
キャンプ場の探し方は以下の通り3つあります。
- キャンプ場検索サイト(なっぷなど)
- Google検索
- Googleマップ
どれか1つだけではキャンプ場探しは完結しませんので、組み合わせて使うことがポイントです。
さっそく見ていきましょう!
なっぷ等の大手キャンプ場検索サイト
「なっぷ」はキャンプ場の検索、写真やレビューの閲覧、そして予約までできてしまうので、まさに万能サービスです。
キャンプ経験者であればだれもが知っているサービスですね。レストラン検索でいう食べログ的な立ち位置です。
ただ、こういったキャンプ場検索サイトは、車を利用してキャンプに行く人がメインターゲットです。
そのため、電車メインのキャンパーが使う際には注意点があるので、まずはそこから解説します。
「電車」という検索軸は存在しない
なっぷには残念ながら「電車でアクセス可」という検索軸がありません。
エリアからしか選べなかったから、一個一個キャンプ場を開いてアクセスを見ていたんだよね。。
そんな時にはキーワード検索で「電車」と入力するのがおすすめです。
キーワード入力欄に「電車」と入力して検索し、その後エリアで絞り込みます。
選択したエリアで、電車というキーワードに該当したキャンプ場が4件表示されます。
気になるキャンプ場をクリックします。(今回は一番上のRecampしょうなんをクリックします)
施設情報>アクセス案内のところに【電車・バスでお越しのお客様】という箇所が表示されます。
最寄り駅だけでなく、バスまで教えてくれるんだね。他の方法は見ないでも、これだけで十分じゃない?
概ねの要望は答えてくれるのですが、実は少し注意も必要です。
- 駅近のキャンプ場を表示してくれる
- 最寄り駅からバスがあればバスも表示してくれる
- キャンプ場側で「電車の最寄り駅」を入力していないと表示されない
- 駅から徒歩30分とかでも表示される(家族連れにはきつい。。)
- 電車+タクシー10分とかのキャンプ場は表示されない
というような形で、かゆい所に手が届く仕様にはなっていません。
また、あくまでキャンプ場に到達できる手段があるというだけで、周辺情報は車移動で●●分という表記となっています。
さらに、電車やバスの運転間隔までは記載がないので、また別のサイトで調べる必要があります。
場所が決まってからの情報収集が最適
じゃあキャンプ場検索サイトはあまり利用できないのかな?
いえいえ!有益なので是非活用していきましょう!駅近のキャンプ場は探せるし、他のキャンパーのレビューや写真はとても参考になります。
レビューは総合評価と個別レビューが非常に分かりやすいです。
- 設備の充実度や清潔感
- 悪いレビューが極端に多くないか(どこも多少はありますが、多すぎるのはNG)
- キャンプ場内の写真(設備や道の具合など。スーツケース運べる?とか)
などを確認すれば、ばっちりです。
ちなみに、キャンプ場によってはなっぷが公式サイト扱いの場合もあります。
後述する方法でキャンプ場を探し終わった後でも有益なので、是非活用ください。
- キャンプ場の情報が網羅的に掲載されている
- メインターゲットは車移動する人なので、電車キャンパーにはやや注意が必要
- レビューや写真はとても有益なので必ず見るべき
Google検索:駅近キャンプ場のまとめ記事を探す
Google検索については詳しい説明は不要かと思いますが、
自分に必要なキーワードを入力すると良い感じの情報を提示してくれます。
例えば、「キャンプ場 秩父 電車」と検索すると、たくさんのキャンプ場紹介ページが出てきます。
企業が調査記事を書いたり、実際に現地に行った先輩キャンパーさんが、写真と感想などを紹介してくれるのでとても有益です。
キャンプ初心者は、まずはこの中から自分がときめくキャンプ場を選んでいくのが楽ですし、失敗しにくいです。
よしこれだ!Google様にすべてを任せよう!
残念ながらこちらにも注意点があるので、紹介しますね。
- エリア別の電車で行けるキャンプ場リストをすぐに取得できる
- 駅から近くアクセス抜群なキャンプ場を知ることができる
- エリアや探し方によっては良い記事が出てこない
- 電車+交通機関やタクシーも含めて柔軟に調べたいニーズに合わない
- どの記事も同じようなキャンプ場を紹介するので、行く場所が固定されがち
- 記事に当たり外れがある
誰かの体験談が見られるので楽だけど、自分のニーズに合ったものがない可能性も高いってことか。慣れてくると、段々気になってくるかも。
ちなみに、このブログでも関東エリアを中心に電車+αで行けるキャンプ場を随時紹介していく予定です!!
- 電車+公共交通機関/タクシーで行ける
- きれいでときめきがある
- 家族で楽しめるアクティビティが施設内or電車や徒歩等で行ける場所にある
首都圏から電車で行ける素敵なキャンプ場に興味がある方は是非ブックマークもお願いします!
- ベテランキャンパーからの生の情報を手軽に得られる
- 探すエリアによっては良い記事が見つからない
- 在りものから探すので、細かな要望には対応できない
Googleマップ検索:要望に合わせて柔軟に探す
最後はGoogleマップによる検索です。
他の2選が既存の選択肢の中から選ぶ方法、Googleマップでのキャンプ場検索は自ら探し出す方法です。
こだわり条件に妥協せず、自分のお気に入りのキャンプ場を探しましょう!
やや使い方に特徴があるので、画像付きで丁寧に解説していきます!
キャンプ場の候補として狙っているエリアをマップ上に表示させます。キーワードを入力するとざっくり広域で地図を表示してくれます。
表示されたマップ内でキャンプ場と検索すると、候補がたくさん出てきます。
なるべく駅から近いキャンプ場を探して狙いを定めます。
駅から公共交通機関で行くルートを調べます。
この場合、何やら遠回りをするのと、17分ほど歩く必要があります。ちょっときついですね。。
(うまくいった場合は、このステップで終了です。)
バスがダメな場合は、車でルート検索をします。
車で4.1Km=9分と出るので、タクシーを利用していくのも有りだと判断できます。
タクシーを利用するとすぐに料金が上がるし、高くつかない?
10~15分程度、5km程度ならおおよそ2000円程度には収まります。近場でいい感じのキャンプ場を見つけられれば、交通費のトータルは安くなりますよ。
場所や車体サイズによってタクシー料金は変わるようなので、詳細を調べたい場合はNavitimeが便利です。
- 駅からの移動手段と時間が一目でわかる
- 好きな条件で自由に検索できる
- 穴場のキャンプ場を見つけやすい
- やや手間がかかる
- キャンプ場の雰囲気まではわからないので公式や別のサイトを見る必要がある
手間はかかりそうだけど、狙ったエリアでキャンプ場を探す場合には良さそうだね。
我が家でもキャンプ場探しのこだわりが強くなってきたので、まずはGoogleマップで検索してます。本当に便利ですよ!
ちなみに、キャンプ場探しで候補を見つけた後、周辺情報を検索する際にもGoogleマップは大活躍します。
詳しくは次章でまた紹介します。
- 幅広いニーズに応じて柔軟に検索できる
- 移動手段と時間が一目でわかる
- 慣れるまではやや手間がかかる
キャンプ場の公式サイトと周辺情報をチェック
キャンプ場の目星がついたら、今度は公式サイトで施設情報や周辺情報もしっかりチェックします。
キャンプ場内設備のチェックポイント
キャンプ場の設備はどんなところに気を付けて調べればいいのかな?
コテージなど目当てのキャンプスタイルがあるか、費用は適切かなどは必須です。その他、電車キャンプにあたって特に重要なものをまとめます。
- お風呂/シャワーがあるか
- レンタル品は充実し、価格が適正か
- 売店ではどんなものを売っているか
- 子どもの遊び場があるか
- 受付から宿泊場所までの荷物を容易に運べるか(広大なキャンプ場だと辛いことも)
公式サイトやレビューを見れば概ねの情報はわかりますが、不明点があれば電話で聞いてしまうのが安心です。
周辺情報のチェックポイント
次にキャンプ場の周辺情報も調べますが、ここでは再度Googleマップの登場です。
どこで買い物をすべきか、キャンプ場からアクセス良好な遊び場があるかなどを検索します。
最寄り駅付近で検索すると、徒歩圏内にスーパーがあるので、現地で食材を買うのもあり!と判断できます。
(ない場合は出発前に地元で購入しておいた方がよさそうです。)
忘れ物対策として、キャンプ場周辺にコンビニなどがあるかも探しておきます。
ありましたが、、、徒歩15分は辛いですね。
事前にしっかりと買い物は済ませておこうとなります。
アクティビティや観光スポットも探せそうだね。チェックアウト後の遊び場を周辺で探してみるよ!
予約する
最後に、予約の手順も簡単に紹介します。
予約時の必要情報とレンタル品予約の考え方
予約システムの使い方はサイトによって異なりますが、
- 日程
- 人数(子どもがいる場合年齢も)
- チェックインの時間
- レンタルの有無
- 個人情報入力
- キャンセルポリシーへの同意
あたりの情報が必要になります。
なっぷの場合はこんな感じですね。
チェックイン時間は予定が確定していなければ、予想または最速の到着時間を入れておけば問題ありません。
経験上、キャンプ場からチェックイン時間がズレたことで注意されたことはありません。
レンタル品については、必ず必要なもので数に限りがあるもののみ予約しておくのがおすすめです。
事前入金やキャンセルポリシーも忘れずに確認
予約にあたって、予約金等の事前入金やキャンセルポリシーについても、必ず確認しておきましょう。
事前入金が必要なケースはあまり多くはありませんが、たまにあります。
予約時に入金が必要ってこと?キャンセルになった場合はどうなるの?
費用発生前のキャンセルの場合はもちろん戻ってきますよ。ただ、銀行等の振込手数料は自己負担になるケースが多いです。
ちなみに、事前入金制のキャンプ場は予約が空いていることが多く、ピークシーズンでも比較的予約が取りやすいです。
予約ができない時の対処法
うっ!予約がいっぱいで取れないよ。。。
その場合、日程を調整するか、キャンセル待ちを狙いましょう!
キャンセル費用が発生し始める1~2週間よりちょっと前に、キャンセルが発生することが多いです。
ちなみに、大人気キャンプ場の場合は、予約開始(概ね三ヶ月前)直後から激戦が繰り広げられます。
予約可能な時期についてはサイト上に案内があるので、絶対行きたい場合はカレンダー登録して忘れないようにしましょう!
まとめ
今回はキャンプ場の検索方法から、予約までの流れをお伝えしました。
ボリュームが多いので結構大変そうに感じてしまったかもですが、慣れればそこまで大変な作業ではありません。
車がなくても行けるキャンプ場はたくさんありますので、是非お気に入りのキャンプ場を探してみてください!
- 電車キャンプの場合、特に事前の調査が重要
- キャンプ場探しには「なっぷ」、「Google検索+まとめサイト」、「Googleマップ」をフル活用すると条件に合ったお気に入りを見つけやすい
- 中でもGoogleマップはキャンプ場だけでなく周辺情報や交通機関調査にと大活躍
- 予約は3か月前、もしくはキャンセル料が発生する前が狙い目
今回紹介した方法で検索したキャンプ場の紹介記事はこちらです。