- 焚き火を楽しみたいけど、着火が苦手
- 薪割りに興味はあるけど、斧や鉈は怖い
- 子供と安全に薪割りができる方法を探している
車もテントもないけどキャンプには行きたい、電車キャンパー歴5年のNむら です。
突然ですが、焚き火の着火で苦労したことはないですか?
- 評判の良い着火剤を使っている
- 着火しやすい焚き火台を使っている
- うちわなどで精いっぱいあおいでいる
それなのに、、着火剤が消えたら・あおぐのをやめたら火が消える。。。
キャンプ場で販売される薪のサイズや品質は結構バラバラだったですが、着火がうまく行く時と行かない時の差がしばらくわかりませんでした。。
でも、薪割台があるキャンプ場で試しに薪割りをしっかりとやってみたら、着火のスムーズさが全然違うことに気づきました。
今思えば当たり前のことですが、、キャンプ歴が浅い時期はよくわかっていませんでした。
その後薪割り用小型斧を購入し、毎回子供と一緒に薪割り自体を楽しむスタイルをとっていましたが、先日そのライバルとなる素敵な商品をご紹介いただきました。
その名もクナビチョッパー(9navi chopper)。なんと忍者の暗器『苦無/クナイ』を模してデザインしたクサビとのことです。
- 安全・簡単に薪が割れる
- 小型・軽量で持ち運びに便利
- 美しいデザイン性
というように、抜群の機能性とデザイン性を持ち合わせた商品だったので、早速実際に使ったレビューを書いていきます。
- 薪割りをすると焚き火の着火が断然楽になる
- 子供と一緒に薪割をするならクサビタイプが安心
- クナビチョッパー(9navi chopper)で薪割りをした感想
クナビチョッパーは現在クラウドファンディング「machi-ya」にて先行受付中です。
まだ量販店などでは購入できないレアアイテムだよ!
多機能ランタンウォーマーも受付再開↓
キャンプ飯の便利ギア[MULGOTO]をレビュー|アルコールストーブとの相性も抜群
*本記事は日本発のアウトドアブランド『OutdoorHolic』 様より商品を提供いただき、Nむらが実際に使用した感想を記載しています。
薪割りの方法4選
焚き火への着火をスムーズに行うために、薪割りは必須です。
そこで、まずは薪割りについて、代表的な4つの方法を特徴と合わせてご紹介します。
もう知っているよという方は薪割用クナイ:クナビチョッパーの解説へどうぞ。
薪割り台
薪割り台はキャンプ場に置いてあることもあるので、見たことがある方も多いかもしれません。
こちらは薪をセットして、備え付けのハンマーなどで叩くだけで簡単に薪を割ることができます。
刃が露出しておらず、安全性が高いので子供にも自由にやってもらうことができます。
唯一の弱点は、でかすぎる/重すぎること。
これを個人で所有し、持ち歩いているキャンパーはいないと思います。。
ほぼ持ち運び不可なので、キャンプ場にあればラッキーというアイテムですね。
薪割り用の斧
薪割りと言えば斧という方も多い、メジャーな方法です。
大型の物から小型のものまで、バリエーションがあります。(値段もピンキリです。)
斧を持っていると言うと、初心者キャンパーさんには驚かれることも多いですが、小型のものであれば、運びやすく・使い勝手も良好です。
割り方を教え、付き添って見ていれば、子供でも簡単に割ることができます。
小学生高学年のお兄ちゃんはこの作業が結構気に入っていて、一人で黙々と薪割りをやり続けることも。
とても使いやすいのですが、唯一の弱点は油断するとケガをする可能性があることです。
目を話すと危険なので、必ず親が見ている時にやってもらっています。
薪割り用のナイフ・鉈(なた)
キャンパーあこがれの万能道具であるナイフや鉈(なた)も薪割りに利用できます。
また、ナイフの場合は着火に便利なフェザースティックを作ることもできます。
懸念点としては刃がむき出しになっていることと、力の調整が難しいので怪我の可能性が上がること。
実際に我が家でも長男(当時6歳)がフェザースティックを作っていた後、ナイフで木を切って遊んでいたら怪我をしました。
それなりに出血したので焦りましたが、バンドエイド+包帯および自然治癒で無事に治りました。
大事に至らず良かったです。
この事件があってから、我が家ではナイフは料理専用となりました。
薪割り用のクサビ
「薪割にクサビ??」って二度聞きしてしまいますが、クサビ(楔)は薪割りに特化したキャンプ道具として、キャンパー感ではわりと有名な薪割り方法です。
クサビとペグハンマーがあれば利用でき、小型軽量かつ安全性が高いのが特徴です。
ペグハンマーでクサビを叩くと、
わりと簡単に薪に刺さり、さらに複数回叩くと薪が割れます。
薪割りにクサビという選択肢があること自体知りませんでしたが、やってみると結構簡単でした!
家族キャンプには小型・安全なクサビがおすすめ
薪割りの4つの方法についてまとめてみるとこんなイメージです。(斧・ナイフは小型のものを想定)
重量・大きさ | 安全度 | 使い勝手 | |
薪割台 | 重い・大きい | 安全 | 良好 |
斧 | 軽い・小さい | やや安全 | 良好 |
ナイフ/鉈 | 軽い・小さい | やや危険 | やや難 |
クサビ | 軽い・小さい | 安全 | 良好 |
斧とクサビでやや迷いますが、より安全に子どもと楽しみたい場合は、クナイに軍配が上がります。
ここからはおすすめのクサビを紹介していくよ!
薪割用クサビ|クナビチョッパーとは
薪割りに便利なクサビですが、どれでも良いわけではありません。
エッジの太さと角度
割り裂くボディ形状
といったポイントを網羅するものを選ぶと、簡単に薪を割ることができます。
また、デザイン性・サイズ感のバランスも重要なので、好みに合ったクサビを選ぶことが重要です。
クナビチョッパーは機能とデザイン性の高さが魅力です。
クナビチョッパーの基本スペック
クナビチョッパー(9navi chopper)は、薪割りに特化したクサビです。
忍者の暗器『苦無/クナイ』を模してデザインしたことから、この名前になりました。
素材 | D2鋼 (硬度が高く、耐摩耗性に優れる) |
長さ | (約)18cm |
重量 | (約)550g |
一般的な薪割用の斧(小型)よりも小さく・軽いので持ち運びがしやすく、硬度の高い素材を利用しているので使い勝手も良好です。
- コンパクトなサイズ・重量
- 薪に刺さりやすい形
- 硬度が高い素材
- 高いデザイン性
特にこの先端部分の形状(角度・太さ)にはこだわりがあり、
細すぎると刺さったまま抜けなくなる
ということで、何度も試行錯誤を重ねた結果のようです。
尖ってはいますが刃物ではないので、触るくらいなら怪我の心配もありません。
クナビチョッパーを使った薪割りのやり方
同封の説明書に丁寧な解説がありますので、引用しながら正しい薪割のやり方を紹介します。
くぎ打ちみたいに、ただ叩けばいいのかと思っていたよ。
概ね正解ですが、より効率的で安全に使うためにも、正しいやり方を把握しておきましょう。
まず持ち方のコツですが、本体の下の部分を持つのが正解です。
Nむらは最初、素手で上の方を持ちましたが、これはNGな持ち方です。
軍手を用意し、下の方を持つのが良い持ち方です。
また、薪割りをする際には、
- 薪割り台(安定した土台)の上で使う
- 薪とクサビを真っすぐ地面に垂直になるように立てる
- 打ち始めは薪と一緒に包み込むように持つ
- ハンマーも柄の下の方を持って振る
というように使っていくと、安定して楽に薪割りができます。
シンプルな道具だし、使い方も簡単そうだね。
実際にやってみると本当に簡単にできました!
薪割用クサビ|クナビチョッパーの良いところ
クナビチョッパー(9navi chopper)を実際に使ってみて、「非常に良い!」と感じたのはこちらの3点です。
順番に説明していきます。
安全・簡単に薪が割れる
実際にクナビチョッパーを使ってみて感じたのは安全・簡単に薪が割れるということです。
先端がいい感じに尖っているので、ハンマーで弱めに数回打ち付けると薪にクナイが刺さります。
薪に刺さった後、少し強めの力を入れて複数回叩いていくと、薪に食い込みながらクサビの形状に沿って薪を割ってくれます。
スペック面で説明した、形状・重さ・硬度の高さがいい仕事をしてくれています。
子供でも使える
力の弱い子供でも薪割りができるか、長男(11歳)にも検証してもらいました。
簡単なレクチャーをした上で実際にハンマーで叩いてもらいます。
ハンマーで叩くこと数回、見事に割ることができました。
慣れるとこんな感じでスムーズに割ることができます。
すぐに薪割りができたよ。楽勝だね!
子供と楽しみながら安心して薪割りができるのは嬉しいです!
小型で持ち運びに便利
クナビチョッパーは手のひらサイズなので、持ち運びが楽です。
先端がとがっているので、専用ケースに入れるか何かで包んでおく必要はありますが、リュックやスーツケースにも余裕で入れることができます。
手持ちの斧と比較するとこんな感じです。
斧を持参しているというと若干物騒な感じで驚かれることがありますが、クサビであればややその印象を緩和できそうです。
デザインの参考となったクナイも忍者の武器ではありますが、、子どもウケは良さそうです。
ちなみに重さを測ってみたら、428.5gでした。
公式サイトには550gと記載があったので、不思議に思って問い合わせをしてみたところ、
試作を3回ほど繰り返し、軽量化と強度アップを実現した!
と回答をいただきました。
素材の配合と熱処理などを変更して出来上がった、こだわりが詰まった製品のようです!
美しいデザイン
クナビチョッパーは美しいデザインも特徴的です。
クサビそのものも無骨な機能美でとてもかっこいいのですが、同時購入できる本革ケースと合わせると、さらにそのデザイン性が増します。
本革ケースにはクナビチョッパーが2本収納できます。
また、サイドポケットにはファイヤースターターや火吹き棒などの小物の収納も可能です。
キャンプ場に持っていけば、写真映えすること間違いなしです。
まだ世の中に多くは出回っていないので、周りのキャンパーとブランド・商品被りの心配もないですね。
薪割用クサビ|クナビチョッパーの気になるところ
続いて、クナビチョッパー(9navi chopper)の気になるところは、こちらの2点です。
電車×ゆるキャンパー視点なので、ベテランキャンパーさんには当たり前すぎて気にならないかもしれません。
これからキャンプを始めたい方には参考になるかも。
別途ペグハンマーが必要
クナビチョッパーで薪割りをする場合、ペグハンマーが別途必要になります。
また、ペグハンマー自体も適度な重さ・長さがあるものが望ましいので、トータルで考えると小型・軽量からは少しだけ遠ざかってしまいます。
Nむらはテントを所有しないミニマムキャンパー(コテージなどが好き)なので、今回を機にペグハンマーを購入しました。
簡易テントやタープを固定するためにも、ペグハンマーは1つ持っておくとアウトドア全般で役立ちそうです。
ほとんどのキャンパーはペグハンマーを持っているはずなので、、私だけの問題かも。
ハンマーはAmazon等で1,000円くらいから売っているよ。
簡単なメンテナンスが必要
クナビチョッパーは、利用後に以下のような簡単なメンテナンス作業が必要です。
- 汚れや水分を拭き取る(必須)
- 油を薄く塗る(数ヶ月に1度)
- 乾燥した状態で保管する(必須)
クナビチョッパーの素材であるD2鋼は、他の一般的な鋼材よりも耐錆性が高い素材ではありますが、錆(さび)を防ぐためには一定のメンテナンスが推奨されます。
切れ味をキープし、長く大切に使うためにも必要な作業だね。
ずぼらキャンパーでもあったことを反省しています。
クナビチョッパーの購入方法
クナビチョッパーはクラウドファンディングのmachi-yaから購入が可能です↓
クナビチョッパーのページにアクセス後、「プロジェクトを支援する」ボタンをクリックします。
気になった商品セット(リターン)を選択します。
- クナビチョッパー1本
- クナビチョッパー2本
- クナビチョッパー1本+本革ケース
- クナビチョッパー2本+本革ケース
アカウントがある方はそのまま、無い方はメールアドレスやSNS等でアカウントを作成して、商品を購入します。
クラウドファンディングって初めてだけど、普通のショッピングサイトと何が違うの?
今回の場合、購入側としては商品到着までやや時間がかかる程度の違いです。以下、QA形式でざっくり解説します。
12月中旬の予定です。キャンプ好きな友人、薪ストーブをお持ちのご家庭へのクリスマスプレゼントなどにも利用可能です。
多くの支援があった場合、増産のための追加分は1月下旬以降の発送となります。発送状況や増産については、活動レポートにて報告があります。
今回の商品はAll−in方式のため、目標金額を達成せずに終了した場合でもプロジェクトが成立する=リターンを受け取れる形式となります。なお、クナビチョッパーは支援を開始直後の10月初旬に目標金額まで到達しています。
クレジットカード払い(Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express)、コンビニ払い(全国の主要コンビニエンスストア)、銀行振込、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い、d払い、PayPal、FamiPay、PayPay、楽天ペイ、au PAYが利用可能です。
通常の使用以外による破損(錆や擦り傷は除く)についてはお届けから3ヶ月内であれば交換可能です。修理については対応しておりませんので新品交換となります。
※通常の使用以外による破損(薪割り以外の使用による破損)や、長期使用での経年劣化につきましては対象外です。
まとめ:薪割り用にクサビがあると便利
今回ご縁があって初めて薪割り用のクサビを使ってみましたが、とても良い感じですね。
薪割りはやや手間がかかりめんどくさい作業ではありますが、やれば焚き火の火起こしがとてもスムーズになります。
その一手間を子供と一緒に楽しみながら安全・簡単にできると、ますますキャンプが楽しくなりますよ。
薪割りに便利なクナビチョッパーが気になる方は、是非machi-yaから詳細を確認してみてください。